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カントの批判哲学 ちくま学芸文庫
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カントの批判哲学 ちくま学芸文庫

ジル・ドゥルーズ(著者), 國分功一郎(著者)

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カントの批判哲学 ちくま学芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2008/01/11
JAN 9784480091307

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2013/04/13

ジル・ドゥルーズによるカント批判哲学の解体と再構成の試み。ドゥルーズの哲学史的著作の評判は、伝え聞く所では非常に悪い(あまりにも独自の解釈が目立つ)が、しかしこの著作はカント哲学の平明な教科書としても読むことが可能である。もちろん、諸能力が本性上異なるのになぜ働きにおいて一致する...

ジル・ドゥルーズによるカント批判哲学の解体と再構成の試み。ドゥルーズの哲学史的著作の評判は、伝え聞く所では非常に悪い(あまりにも独自の解釈が目立つ)が、しかしこの著作はカント哲学の平明な教科書としても読むことが可能である。もちろん、諸能力が本性上異なるのになぜ働きにおいて一致するのか、というドゥルーズ独自の問いは、カントの著作を素直に読む限りではおそらく出てこない問題ではある。しかし、カントが、主観における物自体として、認識し得ないものとして措定した「こころSeele」もまた規定しうるものなのではないか、と考えたのは何もドゥルーズだけではなく、ドイツ観念論の哲学者みながそう考えたのである。その点で、ドゥルーズの問いは哲学史の伝統に則した問いであると言えよう。そしてドゥルーズの出した解答がその後のドゥルーズ哲学にどのような要素を孕ませることになったかについては、訳者による詳細な解説が参考になる。カンティアンにもドゥルージアンにも読んで貰いたい良著。

Posted by ブクログ

2010/09/19

ドゥルーズによる整理は圧倒的な冴えを見せているが、本書においては、彼自身のカント哲学に対する評価や独自の視点が前面に押し出されることは少ない。(不明) 『カントの批判哲学』には、諸能力の構造論的な体系性と(超越論的)構造と発生を矛盾なく思考するという論点を、カント哲学そのものの...

ドゥルーズによる整理は圧倒的な冴えを見せているが、本書においては、彼自身のカント哲学に対する評価や独自の視点が前面に押し出されることは少ない。(不明) 『カントの批判哲学』には、諸能力の構造論的な体系性と(超越論的)構造と発生を矛盾なく思考するという論点を、カント哲学そのもののなかに見いだそうとする企図がある。これは、60年代のドゥルーズを索引していた問題意識であるとともに、主著である『差異と反復』に結実する。この意味で本書はドゥルーズがカント哲学をどう理解し換骨奪胎することで自らの哲学を形成したのかを知るための手がかりとなるだろう。(小林卓也)

Posted by ブクログ

2009/11/20

超感性は原型であり、感性会は模型である。 心の能力には、すべて関心を与えることができる。 あらゆる能力の無規定で超感性的な統一、そしてそこに由来する自由な一致は、魂においてもっとも奥深いものである。

Posted by ブクログ

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