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魔女の隠れ里 名探偵夢水清志郎事件ノート 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2008/01/16 |
JAN | 9784062759533 |
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魔女の隠れ里
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商品レビュー
3.4
6件のお客様レビュー
2+ シリーズ4作目。気に入ったので刊行順に読んでいるが、本作はイマイチ。特に第1部は弱い。そもそも謎になってない(謎のふりはしている)。第2部に繋がるメッセージのために取って付けたような感もあり、かなり苦しい。 本筋とは関係ないが、冬タイヤも履かずに子供を同乗させ、喜々として雪...
2+ シリーズ4作目。気に入ったので刊行順に読んでいるが、本作はイマイチ。特に第1部は弱い。そもそも謎になってない(謎のふりはしている)。第2部に繋がるメッセージのために取って付けたような感もあり、かなり苦しい。 本筋とは関係ないが、冬タイヤも履かずに子供を同乗させ、喜々として雪道を暴走するようなくだりは、パニック小説やバイオレンスものでもない限り勘弁してほしい(特にジュヴナイルでは)。あれじゃただの頭のおかしい人だ。不快でならない。ノーマルで雪道は自爆テロと同義である。 第2部はそう悪くはないが、唐突で駆け足、推理の手がかりを並べただけのような印象は否めず、せっかくのヘヴィな話にも入り込み難い。前作に続き、終盤に探偵が自分の言葉で心情を話す(書いた)場面があるのは良い。これがないとただの変人だ。 本書の最大の収穫は「羽衣母さんの華麗な一日」。日常の描写も面白いし、何しろちょっと良い話。
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いつものように食べ物に釣られて、名探偵夢水清志郎は、 亜衣・真衣・美衣の三姉妹とともに笙野之里にやってきた。 「各地に残る伝説の謎を、名探偵が解き明かす」 という雑誌の企画のために、編集者の伊藤に駆り出されたのだ。 山荘に11体のマネキンを送りつけ、夕食の最中に 派手な...
いつものように食べ物に釣られて、名探偵夢水清志郎は、 亜衣・真衣・美衣の三姉妹とともに笙野之里にやってきた。 「各地に残る伝説の謎を、名探偵が解き明かす」 という雑誌の企画のために、編集者の伊藤に駆り出されたのだ。 山荘に11体のマネキンを送りつけ、夕食の最中に 派手なやり方で推理ゲームの開始を告げる謎の“魔女”。 “被害者”に指名された人間は、次々と奇妙な事件に遭う。 また、亜衣たち三人も、“魔女”らしき影が 空中を飛んでいるところを目撃してしまう。 果たして“魔女”とは誰なのか? 名探偵夢水清志郎シリーズ第4弾。 講談社文庫版のみ収録の“もう一つの謎解き”を加えた完全版。 半年に一度の楽しみとなった、このシリーズの講談社文庫版刊行。 4作目がお目見えしたので、さっそく手にとった。 今までの3作でも感じたことを、やはり本作でも感じる。 先人が著した作品群の中から、ミステリの醍醐味を抽出し、 読みやすいコンパクトなボリュームの中にふんだんに詰め込み、 万人にウケる口当たりの良い味付けに仕立てた逸品。 そんな贅沢なシリーズなのだ、夢水清志郎シリーズは。 今回の事件には、今まで亜衣たちが遭遇した事件と違って、 人の死が深く関わっており、やや暗い雰囲気が漂っている。 「子供向けだから」といってこういった物語を書かないのではなく それなりにソフトな設定にするという手心を加えながらも しっかり描くという作者の姿勢はやはり素晴らしいもので、 ジュヴナイルというものはこうあるべきだと思う。 ミステリとしてもこの作品は非常に豪華だ。 何しろ、登場する謎の数が半端じゃない。 しかも、そのいずれにもしっかり謎解きが用意されているのだ。 ミステリマニアでも思わずうならされる構成であり、 これを読んでミステリに興味を持たない子供がいたら見てみたい。 三つ子姉妹のキャラクターも、作中で亜衣が語っているとおり、 少しずつ違いが顕著になってきており、面白い。 語り部である亜衣が目立ってしまうのは仕方ないのだが、 真衣や美衣もそれぞれ活き活きとしてきたように感じる。 羽衣母さんという第三者視点からの描写があったのも 亜衣を客観的に見ることができたので楽しかった。 今回もしっかり楽しめた。 読みやすくて面白いため、あっさり読み終わってしまう、 という点だけが残念である。 また半年待たねばならないわけだ。 半年は長い…。
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夢水シリーズからミステリに入る子どもはやはりいるんだと思う。トリックや話の筋道が秀逸であるし、なんといってもわかりやすい。小学生くらいなら確実についていけるし、みんな幸せになるという定義も守られている。ミステリに水らしく残虐シーンやエロシーンもあまりない。穏やかなまま話は進行する...
夢水シリーズからミステリに入る子どもはやはりいるんだと思う。トリックや話の筋道が秀逸であるし、なんといってもわかりやすい。小学生くらいなら確実についていけるし、みんな幸せになるという定義も守られている。ミステリに水らしく残虐シーンやエロシーンもあまりない。穏やかなまま話は進行する。――すばらしい。
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