五十音式

有村竜太朗(著者)

• 販売会社／発売会社: インデックス・コミュニケーションズ
• 発売年月日: 2007/12/01
• JAN: 9784757304901

商品レビュー

2010/05/25

痛かったり切なかったり妙に納得したりします。
心臓がぎゅうと痛くなります。
詞的で詩的、言葉の選び方や使い方がすてき。何度も読んでます。

2010/04/27

言わずと知れた、プラの有村さんの本。散文集と写真集の二部構成。
この人の言葉のセンスがうらやましい。
特にメタファーのつかい方にハッとさせられます。
どちらかと言えば、詩のようなものより、
「有村竜太朗」や「犬」、「煙突」なんかのまとまった短文が好き。
写真集の方にも掲載されているゼラチンさんの写真が表紙になっていて、
それもダークな雰囲気が素敵なのですが、
私は特に逸見隆明さんの写真が好きです。色合いが絶妙。

2008/06/22

竜太郎の生の声、気持ち。
この人は本当にきれいな言葉を選んで、美しい文章を書く。
心に想ったことを綴ってあるのが、きちんと詩になって現れてくるんだ。
こんな才能があれば良いのに。

「あ」から「ん」までの五十音を使って、言葉を抜き出し、その言葉について書いたエッセイを一冊にまとめてある本です。
彼の生き様や物事に対する姿勢がありありと見えてくる。

「さながら僕らの思想や理想は感情過多とかそれに近い思い過ごし」　（ギチギチ）
と歌詞にあるが、これが彼の自分の人生に対するスタンスだったらいいな、と想う。