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旧暦びより 二十四の季節あそび

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 京都放送/コトコト |
発売年月日 | 2008/01/09 |
JAN | 9784903822952 |
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旧暦びより
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
これは、いい本ですね。 二十四節気って知ってました? 昔は太陰暦だったでしょ。でも、月は約29日半かけて地球を周るため、太陰暦では一年の日数が約354日となり、季節に変化をもたらす太陽の運行との間にずれが生じ、「太陰暦」は年ごとに月日と季節の誤差が生じ、季節を知る目安にはならなか...
これは、いい本ですね。 二十四節気って知ってました? 昔は太陰暦だったでしょ。でも、月は約29日半かけて地球を周るため、太陰暦では一年の日数が約354日となり、季節に変化をもたらす太陽の運行との間にずれが生じ、「太陰暦」は年ごとに月日と季節の誤差が生じ、季節を知る目安にはならなかったと。そこで、古代中国で考えられたのが、月日は月の運行をもとに、季節の推移は太陽の運行を元に定めた「太陰太陽暦」。その主な特徴である「二十四節気」は、太陽が移動する天球上の道「黄道」を二十四等分し、各節気の間隔を約15日と定めたもので、これにより月の運行とは関係なく、季節の推移を知ることができるようになったとのこと。えー、恥ずかしながら恥ずかしながら知らんかったなあ。何年日本人やってたんかいなあ。学校で習ったかなあ?寝てる間に言うたはったんかなあ。 「立春」とか「春分」とか「夏至」とか「冬至」とかは知ってますよね。では、「啓蟄」って分かります?「けいちつ」と読みます。これは、3月6日ごろのことで、“啓”は“ひらく”、“蟄”は“虫たちが地中で冬眠する”という意味で、暖かい春の陽気に誘われて、虫たちが冬眠から覚めることを表すそうです。 「小満」(しょうまん)は分かりますか?5月21日ごろのことで、「万物しだいに長じて天地に満ち始める」ということだそうです。 7月23日頃は「大暑」でした。「小暑」は7月7日ごろ、8月23日ごろは「処暑」です。そういえば、「処暑」の頃に京都では地蔵盆があり、これを過ぎるといつも暑さが落ち着きます。9月8日ごろが「白露」、10月8日ごろは「寒露」(かんろ)です。意味は文字通りでしょうが、私は“カンロ”というと二十四節気の一つと知らず、飴しか想像してませんでした。 二十四節気の各節気をさらに3つに分け、それに名前を付けた、七十二侯(しちじゅうにこう)というのもあります。例えば、「啓蟄」は、さらに「蟄虫啓戸」(すごもりむしとをひらく)、「桃始笑」(ももはじめてさく)、「菜虫化蝶」(なむしちょうとなる)と、五日ごとに分けられています。中国からきた漢字の意味の奥深さと日本語の柔らかさに季節感が結びつき、素敵です。 二十四節気とは別に、日本で生まれた、「雑節」というのもあります、例えば、八十八夜、半夏生、土用などです。 それぞれの節気のころの風物の紹介もあります。例えば、「白露」の所では「野分(のわき)」が紹介されています。“野を吹き分ける風”のことで、俳句にも良く詠まれていますが、「立春」から数えてちょうど210日めの9月1日から「白露」(9月8日ごろ)のころに吹く、暴風、強風のことだとは知りませんでした。 絵も可愛くて、ほっこり、心も知識欲も満たされる本です。
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季節を感じられて、季節を大事にできそうなこういう本に弱い。大抵手に取る。中でもこれはしっくりくるので購入候補! カレンダーがわかりやすいのと、絵の淡さが素敵。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日本の四季折々の行事や旬の食べ物が彩り豊かに、可愛らしいイラストで紹介される。効いたことのないような古い行事を予想して読んだが、意外と知っていることばかりで少し驚いた。
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