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“環境問題のウソ
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“環境問題のウソ"のウソ

山本弘【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 楽工社
発売年月日 2008/01/15
JAN 9784903063164

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商品レビュー

3.1

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2024/06/24

武田邦彦「環境問題のウソ」を徹底的にファクトチェック。とんでも科学を許さないと学会の面目躍如。 ずっと前ですが武田邦彦の本を読んだ時に、ミスリードと数字で煙に巻き、本筋をごまかすような書き方で、読者を相当バカにしていないとこんな本は書けないな、と思ったことがありました。 この本...

武田邦彦「環境問題のウソ」を徹底的にファクトチェック。とんでも科学を許さないと学会の面目躍如。 ずっと前ですが武田邦彦の本を読んだ時に、ミスリードと数字で煙に巻き、本筋をごまかすような書き方で、読者を相当バカにしていないとこんな本は書けないな、と思ったことがありました。 この本は、先ごろ亡くなられた山本弘さんによる、その武田邦彦の本のファクトチェックです。2008年の発行で内容は古いのですが、部分的にはそれが予言となっていて、今になって現実になったかのチェックができるというのも趣深いです。 内容は主にペットボトルのリサイクルをベースに、武田邦彦の主張を検証していくのですが、まあ非常に敵愾心にあふれているのでエンタメに分類してもよいかもしれません(と学会自体そうですし)。しかしさすがにリサイクルに関しての取材は徹底していて大変勉強になりました。 後半1/4ほどは温暖化のCO2説についての話になっていて、こちらは武田邦彦はほとんど出てきません。しかし、温暖化で予測される未来を「わからない」としながらもしっかりと具体的に危機を指摘していて、現在ではそれらがほぼ的中していることがわかってきて、そういう部分にはやはり暗澹たる思いを禁じ得ません。 山本さんがこの本で訴えたいのは徹頭徹尾、専門家のいうことを聞け(なぜ専門家の言うことに信頼性があるのかも書いている)、素人判断するな、ということであって、と学会を通じてその芯はブレない。だからこそ武田邦彦の本のように、人を翻弄するようなとんでも科学本は許せないのだろうなあ、と思いました。インターネッツに依存する我ら現代人はみんな肝に銘じたいところです。 スマホ見てわかった気になってんじゃねえ(自分へ)。

Posted by ブクログ

2020/01/07

2008年の10年以上前の著書。 大好きな「と学会」代表の著者が、トンデモ本をバスターする手法とノリで武田先生の著書に突っ込みを入れる内容。 終盤に別個に地球温暖化のチャプターがあるが、内容は薄め。 こちらでは著者は温暖化ビリーバーの立場で論を進める。 (1)「環ウソ」批判、「...

2008年の10年以上前の著書。 大好きな「と学会」代表の著者が、トンデモ本をバスターする手法とノリで武田先生の著書に突っ込みを入れる内容。 終盤に別個に地球温暖化のチャプターがあるが、内容は薄め。 こちらでは著者は温暖化ビリーバーの立場で論を進める。 (1)「環ウソ」批判、「PETボトルリサイクルは無駄」への反論 (←序盤意外は読んでません) amazonレビューでは、 著者の数値や引用不備に注力した表面的かつ品位に欠ける指摘が嫌われている。 まあ、これが、と学会のやり方なのだけれど。 一方、厳密なデータ運用を欠くものの、ぶれない主張の武田先生を擁護する方が多い。 皆さん、いいバランスしてますね。 武田先生のご意見は、話半分で「過激な提言」を楽しむスタンスで聞かないといけない。 リサイクル先進国の事業継続性はどうなのだろう。止めている国とかあったら笑うな (2)地球温暖化 著者は温暖化推進派だが、慎重な記述に終始している。ここは好印象。 以下の4段階(懐疑論も同じステップ)分類は大変参考になった。 ①温暖化に向かっている?→確実にイエス ②人間排出由来のCO2が要因?→かなりの確率でイエス。ただし、まだ疑問は残る。 ③温暖化で発生する被害は深刻か?→よくわからない ④温暖化を止める努力をするべき?→あなたの考え方次第 提示されたデータは、1960~2000年の温度上昇、CO2上昇グラフ程度。 議論になる産業革命前後比較データ(ホッケースティック曲線)などはない。 自分は、②③あたりの確度がまだまだ不十分な状態で、やれ削減目標などと国際会議で語りだす温暖化推進派には大いに疑問。 (温暖化防止という世界的サヨク活動がやりたいだけなんじゃないのかと) (例のあの娘を持ち上げたのは、完全に推進派の戦略ミスだね) でも、仕事(環境機器)では、国際会議などが権威的にメディアで扱われれば、それに便乗するいやらしさは持っている。 京都議定書の頃からやっているw (当社の製品は、ご家庭のCO2を大幅に削減できます。国際的に取り組まれている温暖化防止に貢献できますよ) 実際は、実利的な光熱費削減を前面に出したあと、補強的に使用するw 著者は、再生エネルギーに牧歌的な期待をかけていて、10年前の古い著書だなと感じる。 再エネこそ、LC評価的に厳しい。途上国への導入は簡単ではないと思う。推進派が政治問題化して途上国が反発する逆効果を招いている。 原発事故は可能性を払拭できないと明言しており、数年後の東日本大震災の事故を示唆している。ここはえらい。

Posted by ブクログ

2019/01/02

正直言って、この本を読んでよかった。 「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の論理のおかしいところ、こじつけているところ、引用のしかたが変なところ、などなど、そういうのがよくわかった。 が、それでもなお、「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の武田教授の言っていることのほう...

正直言って、この本を読んでよかった。 「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の論理のおかしいところ、こじつけているところ、引用のしかたが変なところ、などなど、そういうのがよくわかった。 が、それでもなお、「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の武田教授の言っていることのほうが共感できるように思う。 なぜって、この「ウソのウソ」の本は、武田教授のどこが間違っているということはいっぱい言っているが、「どこが正しいか」は言っていない。武田教授の言っていることのうち正しい部分と、誤っていることに対する自分の見解を示したうえで、自分なりの結論を導くべきだったのではないか。この本は、結局、批判だけで、結論のない本になってしまっている。著者自身が環境について「どうするのがよい」と思っているかが全く伝わってこない。論敵の間違いを指摘するのはけっこう。だが、間違いを指摘するだけでは、何か建設的な結果が生まれてくることはないのだ。 武田教授の言っていることだけを盲目的に信じるのが危険だということはわかったが、・・・この本の著者に対しては「この人が友だちじゃなくてよかった」と思う。

Posted by ブクログ

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