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国家論 日本社会をどう強化するか NHKブックス1100
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国家論 日本社会をどう強化するか NHKブックス1100

佐藤優【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本放送出版協会
発売年月日 2007/12/25
JAN 9784140911006

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商品レビュー

3.8

19件のお客様レビュー

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2021/10/02

 「神の概念」は「罪深い」「人」が作った。を念頭に読み進めるべき。 「資本」の論理、「国家」の徴税は腑に落ちる。この思想を携えておけば、つまらぬ苦悩を軽減できる。精神安定剤としての良書。

Posted by ブクログ

2019/06/04

佐藤優氏が、資本論や哲学書、聖書等を読み解きながら国家について述べたもの。主にはマルクスの「資本論」、スターリンの民族定義、ゲルナーの方法論、バルト神学、聖書等に触れている。国家は暴力的であり、搾取するものであるが、極めて重要なものであることを強調している。参考になった。 「資本...

佐藤優氏が、資本論や哲学書、聖書等を読み解きながら国家について述べたもの。主にはマルクスの「資本論」、スターリンの民族定義、ゲルナーの方法論、バルト神学、聖書等に触れている。国家は暴力的であり、搾取するものであるが、極めて重要なものであることを強調している。参考になった。 「資本論を読むと、マルクスの中に2つの魂があることがわかります。第一は、資本主義社会に対する冷徹な観察者の魂です。第二は、資本主義社会を革命によって打破し、理想的な社会を作ろうとする共産主義革命家としての魂です」p54 「(宇野三段階論)資本主義は、恐慌を繰り返しながらも発展していく、自立的かつ自律的なシステムである」p64 「(ソ連の)社会主義体制が崩壊したことによって、「規制緩和」「小さな政府」をスローガンとする新自由主義政策が世界を覆っている構造がよく見えてきた」p65 「(国家は資本主義の外にある)資本は国内に投下される。→外へ進出した方が儲かる(植民地)→行き詰ると(資本主義の外に存在する)国家がコントロールに乗り出す」p99、101 「(マルクス主義の講座派(反天皇制)と労農派(反ファシズム))アメリカの占領政策が初期の段階で民主化を重視したのも、GHQが日本共産党系の理論をベースにして日本の現状を分析したからです。日本の知的な成果の95~98%は講座派に属する。講座派というのは日本の知的な世界において圧倒的な力をもっているわけです」p110 「(貨幣に物的裏打ちが必要(マルクス)、不要(ミルトン・フリードマン))小泉改革以降の主流は新自由主義です」p126 「(ケインズ)数字のマジックで騙せというのが、ケインズの発想なのです。ですから、ケインズ政策の本質とは、名目賃金の上昇、実質賃金の低下ということなのです(インフレ政策)」p128 「現在国連加盟国は129です。ところが民族の数は、エスニック・グループまで含めると、少なくとも5000はある。つまり、9割の民族が不満を抱えていることになる(ゲルナーの考え方)」p167 「歴史というのは、人が自らの生きる特定の時代の観点から、過去の時代のある一点を恣意的にとらえ、両者を線でつなぐことでできあがる物語」p282 「産業社会は、資本主義と相性がいい。そのため、社会を放置しておくと、必然的にとんでもない格差が生まれる。そして、社会は資本の増殖だけを中心に動き出す」p307 「大きな夢を持っている政治家や官僚は無理をしません。大きな夢が現実の世界では絶対に実現できないことをわかっている、すなわち、人間の限界を理解しているので、その制約の中で、政策を実現しようとするからです」p310 「私は今も日本国家を愛している。そして、日本国家をより強化したいと本気で考えている」p314 「右翼は、理性には限界があると考え、人間がいくら理想的な国家や社会を構築しようとしても、人間の偏見、嫉妬を除去することはできないと考える。したがって、人知を超えた神や伝統を信頼するのである」p315

Posted by ブクログ

2016/12/05

宇野弘蔵の『経済原論』と『経済政策論』、アーネスト・ゲルナーの『民族とナショナリズム』、柄谷行人の『世界共和国へ』、カール・バルトの『ロマ書講解』などのテキストを読み解きながら、国家と社会との関係についての考察を展開している本です。 本書で展開される著者の国家に関する思想の大筋...

宇野弘蔵の『経済原論』と『経済政策論』、アーネスト・ゲルナーの『民族とナショナリズム』、柄谷行人の『世界共和国へ』、カール・バルトの『ロマ書講解』などのテキストを読み解きながら、国家と社会との関係についての考察を展開している本です。 本書で展開される著者の国家に関する思想の大筋をまとめてみると、資本の運動の中に国家が介入してくる契機を探ることで新自由主義に対する批判的な視座を確保するとともに、国家をあくまで必要悪とみなす立場から、多様なアソシエーションによる複層的な社会的包摂の可能性について論じていると言えるでしょうか。 とはいえ、本書から学ぶべきはこうした著者の思想そのものであるというよりも、幅広い教養をベースにイデオロギー・フリーな立場から国家について冷静に考察する態度ではないかと考えます。

Posted by ブクログ

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