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新文章讀本 タチバナ教養文庫
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新文章讀本 タチバナ教養文庫

川端康成【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 たちばな出版
発売年月日 2007/12/16
JAN 9784813321262

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商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

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2024/01/14

 大正-昭和の大きく変革していく時代に併せ変化する言葉や文章に真摯に向き合った川端康成ならではの語り口で大変面白く読めました。  また、横光利一という方の文章を時代ごとに引用し比較しており、私はこの方を存じなかったのですが川端康成とともに切磋琢磨しながら小説を書いていた方だそうで...

 大正-昭和の大きく変革していく時代に併せ変化する言葉や文章に真摯に向き合った川端康成ならではの語り口で大変面白く読めました。  また、横光利一という方の文章を時代ごとに引用し比較しており、私はこの方を存じなかったのですが川端康成とともに切磋琢磨しながら小説を書いていた方だそうで多大な尊敬が見て取れました。  私は泉鏡花の文章がギリギリ読めない20代なのですが、同じような古典風の文章で松尾芭蕉の最期を描いている文章が作中で引用されており、それがとても読みやすかったのでさあ誰だと引用元をみた所、又しても芥川竜之介で(他の文章読本でも同じパターンがあり)この人は本当に何でも書ける人なのだと感心しました。

Posted by ブクログ

2008/05/23

志賀直哉、武者小路実篤、菊池寛、久米正雄、谷崎潤一郎などなど、明治大正昭和初期の文筆家の美文をふんだんに例として使いながら、川端康成が文章について思うところを書いている夢のような一冊。 「文章」も芸術の一つなんだなあと思わせられます。 将来繰り返し読みそうな本。

Posted by ブクログ