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M&Aで生き残る企業・消え去る企業
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M&Aで生き残る企業・消え去る企業

堀紘一(著者), 藤田勉(著者)

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M&Aで生き残る企業・消え去る企業

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2007/12/17
JAN 9784569695198

M&Aで生き残る企業・消え去る企業

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2010/06/01

この本の中で、とりわけ堀氏が述べている社格の部分については、なかなか面白かった。 社格を形成する要素として、会社の理念から社員、取引先という幾つかが列挙され、考えが提起されている。理念は、聞こえがつまらなく、そういう意味で「軽視されがち」(堀氏)であるが、そもそも理念は普遍的に...

この本の中で、とりわけ堀氏が述べている社格の部分については、なかなか面白かった。 社格を形成する要素として、会社の理念から社員、取引先という幾つかが列挙され、考えが提起されている。理念は、聞こえがつまらなく、そういう意味で「軽視されがち」(堀氏)であるが、そもそも理念は普遍的に支持される考えがベースにあって、そういう考えがいつの時代でも正しいからこそ、今でも使われ、そして当たり前の結果として言い古されている。問題は、「実行できない人たちのほうにある」というのは同感だった。 こういう考えを浸透させるのが企業文化だったり、そこで綿々と引き継がれていく人だと思うが、僕が勤めている会社は、規模も小さいので、まさに今働いている人たちがそういう考えを繰り返し浸透させていくこと、特に会社をひっぱっている人たちがそれを率先すること、がいかに重要なのかが、改めるまでもなく確認できた。 そう思えば、僕が今の会社に転職したときも、企業理念に惹かれて決めたところがあった。企業理念は、その内容があたり前に聞こえるだけに、口に出されることは多くないが、それゆえに意識的にかつ繰り返し語らないと浸透しない部分もあるだろう。そして、それを実際に形にする人が表彰される仕組みとか、あるいは認知される仕組みも効果があると思う。 理念というのは、今の環境が辛かったり、目先の収益に集中したり、ということに対しての処方箋にもなる。この本でも、「住友家の家訓に『浮利を追わず』とある」など、なるほどと思わされる例があった。日本の経営者にはプロが少ない、とか、サラリーマンの上がりで短期の視点でしかリーダーの仕事をしない、とかの問題意識が書かれていたと思うが、長期の視点で、かつ社会的な通念での自らの存在意義というのをもって経営にあたるというのは、どっちみち単年度のビジネス・パフォーマンスを要求される現在の経営でも、精神衛生上健康なことなのだと思った。 ボクのブログより: http://d.hatena.ne.jp/ninja_hattorikun/20080323/1256429610

Posted by ブクログ

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