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経済学 名著と現代
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2007/12/14 |
JAN | 9784532352899 |
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商品レビュー
3.5
13件のお客様レビュー
現代経済学の基本をおさらいしようと軽く手に取るのは、やめた方がいい。 解説書でありながら難解です。 福沢諭吉、ブローデル、ヒックス、ガルブレイス、ハイエク、トクヴィル、ヴェーバー、ヒューム、マルサス、ミル、スミス、マーシャル、ケインズ、シュンペーター、ブキャナン、ベッカ−、ドラッ...
現代経済学の基本をおさらいしようと軽く手に取るのは、やめた方がいい。 解説書でありながら難解です。 福沢諭吉、ブローデル、ヒックス、ガルブレイス、ハイエク、トクヴィル、ヴェーバー、ヒューム、マルサス、ミル、スミス、マーシャル、ケインズ、シュンペーター、ブキャナン、ベッカ−、ドラッカー、サイモンについて、私でも知っている先生たち(北岡伸一、佐和隆光、土井丈朗、野中郁次郎など)が、日経新聞に連載した「やさしい経済学」の単行本。 寝つきの悪い人は、寝ながら本書を読めば、寝落ちする可能性大です。
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日経新聞の「やさしい経済学-名著と現代」に連載されていたものを本にして出版したもの。アダムスミス、ケインズ、ハイエクなどの巨匠の名著を簡潔にまとめており、概要を知るにはよい。ただし、その著書を理解するには、原著に当たる必要があることは言うまでもない。 「平和的な文明は、同じくら...
日経新聞の「やさしい経済学-名著と現代」に連載されていたものを本にして出版したもの。アダムスミス、ケインズ、ハイエクなどの巨匠の名著を簡潔にまとめており、概要を知るにはよい。ただし、その著書を理解するには、原著に当たる必要があることは言うまでもない。 「平和的な文明は、同じくらい好戦的である(ブローデル)」p26 「なぜ地中海から大戦争がなくなったのか。スペインもオスマン帝国も財政破綻に陥り、戦費に耐えられなくなったからである」p29 「新古典派経済学が想定してきたような完全競争市場均衡モデルが決して普遍的、絶対的なものではなく、「歴史性」をもつと考えられるようになってきた」p35 「適者生存」p53 「モノが満たされた社会では発展の方向は、芸術、科学、教育などにしかない(ガルブレイス)」p59 「自生的秩序が「合目的」なのは、一人の頭脳が計画したためではなく、「自然淘汰」を経ているからである。ひとたび環境が変わると、その環境に適応でき、社会の繁栄につながる秩序は残り、そうでない秩序は滅びる(ハイエク)」p72 「自由は最先端の社会にとって必須のものだ。そのような社会が次にどの方向に「進歩」するかを政府は判断できない。それゆえ、民間主体の試行錯誤によって社会の動向を決めるしかない」p74 「社会保障制度、累進課税などで「結果の平等」を目指した政策が導入された結果、自由への脅威が生まれたとハイエクは考えるのである」p76 「(公共投資)同額のカネを集めて払い戻すだけだから、金額がどうであれ相乗効果は相殺され、何の効果も残らない」p193
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内容としては、過去の経済学、経営学における名著のあらすじを記載している書籍である。 この一冊にかなりの解説が入っているため、一冊当たりのページ数は限られてしまう。一冊だいたい20ページくらいであろうか。 この手の本の対象はおそらく初学者だと思われるが、それにしても一冊を20ペー...
内容としては、過去の経済学、経営学における名著のあらすじを記載している書籍である。 この一冊にかなりの解説が入っているため、一冊当たりのページ数は限られてしまう。一冊だいたい20ページくらいであろうか。 この手の本の対象はおそらく初学者だと思われるが、それにしても一冊を20ページで説明するのは無理があるのではないかと思う。 各書籍で解説する著者は異なってはいるが、おおよそ導入のところでその書籍の歴史的な意義および時代背景を説明し、その後に本書の内容に入る。最後に結びとして現代の日本(や世界)にその理論を当てはめても未だ色あせない理論でしょ、という構成になっている。 が、やはり一つの書籍20ページでは消化不良どころではない。。。 むしろ初学者向けであるならば、もっと紙面を割いて丁寧に解説しないと理解が追いつかない。特に名著と呼ばれる書籍では、新しい用語、概念が登場するためそれをいきなり使用されると意味がわからなくなる。 本書もそれを重々承知しているのか、各名著の解説の最後には「さらに読みたい人のために」という名目で参考文献が記載されてはいるのだが。 いずれにせよ、ハードカバーで格調高いタイトルと結構いい値がするのにもかかわらず、それに見合った内容ではないと思われる。 これならば、ちくま新書の○○の名著シリーズの方が読み応えがある。 例えば、 経済学の名著30 (ちくま新書) 、松原隆一郎 経済学者の栄光と敗北 ケインズからクルーグマンまで14人の物語 (朝日新書)、東谷暁
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