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合コンの社会学 光文社新書
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合コンの社会学 光文社新書

北村文, 阿部真大【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2007/12/12
JAN 9784334034320

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商品レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 合コン
  • 社会学的分析
  • 合コンの変遷
  • 恋愛観の変化
  • 社会的背景の考察
  • 偶然の演出
  • 人間関係の新視点
  • 階層性と欺瞞
  • 現代の結婚観
  • 新書の知的探求

合コンを社会学的に分析する視点が新鮮で、参加者が偶然を演出し、自分たちだけの物語を創り出す様子が興味深く描かれています。新書としてはややとっつきにくい部分もありますが、合コンの変遷やその社会的背景に触れ、かつてのお見合いや職場結婚の代替としての役割を考察することで、現代の恋愛や結婚観がどのように形成されているのかを理解する手助けとなります。また、合コンに潜む社会的階層性や表面的な欺瞞性についても言及されており、単なる遊びの場以上の深い意味を持つことが示されています。このように、合コンの社会学的分析は、現代の人間関係を考える上での新たな視点を提供してくれます。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/08/29

10年以上も積読状態で一生読むことはないかもなと思っていたのですが一念発起して読んでみました。 買った当初はまだ20代で合コンを身近に感じていた世代でしたが今や40代も中盤の合コンとは遠い思い出の話となっているのですが敢えて今この本を読んで合コンというものの位置づけを総括してみた...

10年以上も積読状態で一生読むことはないかもなと思っていたのですが一念発起して読んでみました。 買った当初はまだ20代で合コンを身近に感じていた世代でしたが今や40代も中盤の合コンとは遠い思い出の話となっているのですが敢えて今この本を読んで合コンというものの位置づけを総括してみたいと思いました。 内容は至って真面目で合コンでいかにして恋人をゲットするかといったそんな下世話な話ではなく合コンというのがいかに(当時の)社会に受け入れられ、男女の出会いのツールとしてのポジションを確立してきたかなども考察されており単純に面白かったです。 そして合コンとは格差社会において格差を隠蔽した作為的な出会いの場として表向きは機能していたというのも言い得て妙だなと思いました(つまりあくまで学歴やら職業に依らない友達同士で集まった感を出しつつ実は近しい属性の者同士でフィルタリングされて集まっているものの、合コンの場ではその事実をおくびにも出さないという)。 そして同性との協働、場を乱さないための立ち振る舞い、色々な制約の中で不自由な出会いを楽しむ場が合コンであると、昔参加した合コンを思い出しながら色々と考えを巡らせました。 そして一口に合コンと言っても色んなパターンやシチュエーションがあるのだなと改めて思った次第です(確かに学生時代の合コンと社会人になってからの合コンは本当に雰囲気全然違かったなと)。 そしていずれ合コンを卒業したり降りたり中毒的に留まったりする行動の原理や結婚との関連などもかなり深く考察されており、私もギリギリ含まれる団塊ジュニア世代の世代論としてなかなか的を射ていたなと思いました。 我々の世代は確かに結婚でもなんでも物語性は大事にしますから合コンにそういった偶然という物語性を持たせたかったんだなと自分にも思い当たる節がありました。 そういう意味でタイトルの社会学とつけたのも納得がいきます。 この本自体既に20年ほど前の本ですが今でも合コンて行われてるんですかね。マッチングアプリやコロナ禍でついに絶滅したんでしょうか。(若者からは合コンのごの字も聞かないなと思い) そういう意味では過去の遺物となった合コンというものを総括した貴重な書籍かもしれませんね。

Posted by ブクログ

2019/05/21

真面目に合コンを分析した本 かつての学生のものから、社会人のモノに変貌した合コンは、かつてのお見合いや職場結婚の代替物。結婚・恋愛相手を探すことを目的とし、、社会的階層性が組み込まれているが、表面的にはそれを見せないようにする欺瞞性があるのが特徴

Posted by ブクログ

2017/06/01

常見陽平『ちょいブスの時代』(宝島社,2013年)の参考文献になっていた流れ(?)で読んでみた。 とくに気になったのは、第五章。『ちょいブス~』が参考にしていたのも、多分このあたりだったかと。 合コンの楽しみって、もはや異性との出逢いというより、むしろ同性の友だちを作るとか,仲...

常見陽平『ちょいブスの時代』(宝島社,2013年)の参考文献になっていた流れ(?)で読んでみた。 とくに気になったのは、第五章。『ちょいブス~』が参考にしていたのも、多分このあたりだったかと。 合コンの楽しみって、もはや異性との出逢いというより、むしろ同性の友だちを作るとか,仲間内でワイワイ騒いで飲むこと~になっちゃってるんでないの!?という指摘。 本来の目的とはかけ離れていってるのかもしれないけど、やっぱ同性の連帯感に勝るものはないんじゃないかなと思うわけで…。笑 あとは、なんといっても第六章。「理想の相手」ではなく「運命の物語」を~の節に、ものすっっごく共感した!! 曰く、男女が執拗に求め続けているのは、実は「理想の相手」ではなく、「運命の物語」の方なんだと。 〝私たちは、出逢えればいい、結婚できればいい、というわけではない。そこに、物語がほしい。〟(130頁) 〝おもしろいと思える人、直感で通じ合える人、いっしょにいて癒される人――それはつまり、ともに「運命」の物語を紡いでいける人、ということだ。〈中略〉たとえば「外国人」や「年齢差」はそれだけでじゅうぶんに物語の要素になりうるだろう。〟(134頁) …うんうん、実によく頷ける話であるなw でも、合コンこそが、この物語を構築するのに最適な場だ~という見解には、ちょっと疑問が残った。 思うに、運命の物語には“思いがけず”っていう要素が必要不可欠で、(表面上どんなに隠しても)自らガツガツ出逢いを求めて臨んでいる合コンにおいて、それはどうあっても成り立たないんじゃないかなと。たとえ周りにそうとはわからなくても、自分の中で出逢いを求めにいった自覚がある時点でアウト!みたいな。周囲への言い訳は立つけど、自分自身は騙せないから、それはもう偶然の出逢いではないよなぁと。 あくまで、そのとき自分の方は出逢いを求めてなかったんだけども“思いがけず”運命の人にめぐりあったのよ~ってな感じでなきゃいけないんだろうと思う。 その一方で、じゃあ職場恋愛は「運命の物語」にはならないのか?運命の出逢いの場としては味気ないか?って言われると、それも違うと思うんだなー。 それこそ“思いがけず”同僚の新たな一面を発見して惹かれたら、そこからはもう立派に一つの物語として始まっていくんだろう。 まぁ要するに、〝自分に納得のいくストーリーがつくれればいい。〟(134頁)ってことかw だけど本当は、どんなに平凡でありふれた話だったとしても、それはその二人にしか紡げなかった物語だから。二人で歩んできたってことだけでじゅうぶん、どれも特別で唯一の運命の物語なんだけどね。 でも心のどこかに、ドラマチックなストーリーを夢見る自分も残ってるんだろうねぇ…それが厄介なのかも?笑 補論では、出逢いにストーリー性がほしいと考える心理について、行き先不透明で流動的な昨今の社会情勢のなかにあって,少しでも堅固なもの(=代替不可能な二人の関係)を求めようとする心性の現れ~と説いているけれど、これには大いに納得した。 ひと昔前なら、結婚/交際相手は「三高」(=高収入・高学歴・高身長)でなきゃ嫌!っていう明確な基準があっただろうし、抽象的なものであっても、“親が安心・納得する人”とか、わかりやすい人物像があったように思う。 でも、今の人が最も重視している条件って、もしかしたら「三低」(=低姿勢・低依存・低リスク)よりもっとわかりづらい、居心地の良さ~みたいな、非常に曖昧で難しいものなんじゃないだろうか。 一緒にいて居心地のいい人,あるいは、自分のテリトリーに踏み込まれても許容できる相手…のような。 そういう相手は、もちろん出逢っただけじゃ相性なんてわからないし、そこへ更に自分だけの運命のストーリーも求めて~ってなると…そういう人にめぐりあえる確率って、いったいどれくらいなんだ!?!?笑 合コンを社会学的見地から考察する~という試みが、新鮮で面白い一冊だった。

Posted by ブクログ

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