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ベーオウルフ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 吾妻書房 |
発売年月日 | 1966/03/01 |
JAN | 9784751601419 |
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ベーオウルフ
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今では怪物として有名な「グレンデル」の出典として読んでおいて損はしない最古の英文学ファンタジー。 ゲームの世界では本作主人公の「ベーオウルフ」よりも「グレンデル」の方が有名で長く生き延びながらえていきそうだなと思った。 後半の飛龍戦も白熱。ファンタジーの元祖として、尊敬できる作品...
今では怪物として有名な「グレンデル」の出典として読んでおいて損はしない最古の英文学ファンタジー。 ゲームの世界では本作主人公の「ベーオウルフ」よりも「グレンデル」の方が有名で長く生き延びながらえていきそうだなと思った。 後半の飛龍戦も白熱。ファンタジーの元祖として、尊敬できる作品。
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日本文学でいう『竹取物語』のようなものかな。 英国の大学で英文学を学ぶなら一番最初にやる作品だそう。 淡々とした文章だが、作品の雰囲気に合っていると感じた。読んでると北欧の暗くて寒い海が目の前で打ち寄せているような気分になる。 以前ベンヤミンの『翻訳家の使命』を読んだが、良い翻訳...
日本文学でいう『竹取物語』のようなものかな。 英国の大学で英文学を学ぶなら一番最初にやる作品だそう。 淡々とした文章だが、作品の雰囲気に合っていると感じた。読んでると北欧の暗くて寒い海が目の前で打ち寄せているような気分になる。 以前ベンヤミンの『翻訳家の使命』を読んだが、良い翻訳の条件として「本質をそのままに移すこと」とあった。この翻訳は原作のもつ雰囲気をそのままにしていると思う。 でもやっぱり淡々として直訳調なので読んでいてだれてしまうところもある。訳者は敢えて直訳調にしたんだとか。「さあ読むぞ!」って意気込まないとなかなか頭に入ってこない。 とはいえ原作が現代の英語ではないので訳していただけるだけで頭の下がる思い。原文が火事によって損傷してしまい読解不可能な部分があるのは残念。
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