1,800円以上の注文で送料無料

反米大陸 中南米がアメリカにつきつけるNO! 集英社新書
  • 中古
  • 書籍
  • 新書
  • 1226-15-03

反米大陸 中南米がアメリカにつきつけるNO! 集英社新書

伊藤千尋【著】

追加する に追加する

反米大陸 中南米がアメリカにつきつけるNO! 集英社新書

定価 ¥770

330 定価より440円(57%)おトク

獲得ポイント3P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2007/12/19
JAN 9784087204209

反米大陸

¥330

商品レビュー

3.8

14件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/01/30

2007年刊行の本なので、サブタイトルのような「中南米がアメリカにつきつけるNO!」のような状況が中南米にあるかどうかは疑問だ。ベネズエラのチャベス大統領は死去したし、ベネズエラは経済破綻してしまった。 しかし、それでも読む価値は大いにある。 アメリカが中南米にどんなことをしてき...

2007年刊行の本なので、サブタイトルのような「中南米がアメリカにつきつけるNO!」のような状況が中南米にあるかどうかは疑問だ。ベネズエラのチャベス大統領は死去したし、ベネズエラは経済破綻してしまった。 しかし、それでも読む価値は大いにある。 アメリカが中南米にどんなことをしてきたか、私たちはあまりに知らない。この本を読んだ私の第一印象は、日本が朝鮮半島や中国でかつてやってきたことと変わらないではないか、というものだった。 決して、過去に日本が大陸や朝鮮半島でやってきたことを擁護するつもりはない。しかし、アメリカは中南米で同じことをやってきたのだ。日本が傀儡政権を作ったのは中国だけだ。朝鮮半島や台湾は併合した。 しかし、アメリカは初期においては、先住民やメキシコから土地を奪ったし、中南米では、敵対的な政権は転覆させ、傀儡政権をいくつも樹立している。 中南米を通じて、アメリカの暗い一面がわかる本である。

Posted by ブクログ

2015/02/15

中南米の国々の政治、経済事情を通してアメリカという国がどういう歴史を辿ってきたかの大まかな流れが理解できる良書。 7年以上前に書かれたものだが、今の中東情勢に関してもアメリカのこういった視点を持ってみるとアメリカのやり方は変わっていないと感じる。しかし、中東にはその同じやり方は...

中南米の国々の政治、経済事情を通してアメリカという国がどういう歴史を辿ってきたかの大まかな流れが理解できる良書。 7年以上前に書かれたものだが、今の中東情勢に関してもアメリカのこういった視点を持ってみるとアメリカのやり方は変わっていないと感じる。しかし、中東にはその同じやり方は通じなくなっているし、世界はアメリカのやり方の限界に気付き始めているのではないだろうか。 今の日本があるのは冷戦構造によりアメリカとしての戦略的位置づけによるものという話は知っていたがそれがアメリカがやってきた流れとして理解でき腑に落ちました。

Posted by ブクログ

2012/10/17

非常に参考になる。これより前に新米保守の藤井厳喜氏による『日本人が知らないアメリカの本音』を読んで、おバカに説明するようななんちゃってアメリカ史を読んでしまったので、丁度良い脱洗脳&消毒ができて大変ありがたい。 それにしても、アメリカの汚いやり方に読んでいる途中で何度も吐き気を...

非常に参考になる。これより前に新米保守の藤井厳喜氏による『日本人が知らないアメリカの本音』を読んで、おバカに説明するようななんちゃってアメリカ史を読んでしまったので、丁度良い脱洗脳&消毒ができて大変ありがたい。 それにしても、アメリカの汚いやり方に読んでいる途中で何度も吐き気を催した。 「おわりに」ある、従米だけでは日本がアメリカの餌食になるだけとの指摘は正しく現実のものになりつつある。

Posted by ブクログ