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サンタクロースにインタビュー
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サンタクロースにインタビュー

エーリヒケストナー【著】, フランツ・ヨーゼフゲールツ, ハンスサルコヴィッツ【編】, 泉千穂子【訳】

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サンタクロースにインタビュー

定価 ¥1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ランダムハウス講談社
発売年月日 2007/11/24
JAN 9784270002742

サンタクロースにインタビュー

¥605

商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2023/01/06

表題作が、ファンタジー色の強い作品かと思いきや、オチの部分でそうきたかと驚いた。「子どもの話」と題されていたり、童話っぽさを窺わせたりしているものの、現実の厳しさを一切ごまかさない。それは、おとぎ話というものが時に「賢く生きる」ための教訓となることへの反抗であるようにも思えた。

Posted by ブクログ

2022/08/03

子ども向けに書いていないケストナーの短編 グッと来るもの、あまりにブラックで悲しいもの、しかしどれもおお…と唸らされてしまう やはりケストナーの筆力が凄まじい…そりゃナチスにも狙われるて…

Posted by ブクログ

2011/12/23

もうクリスマスと言うことで、クリスマスにご紹介したい本を。 『エーミールと探偵たち』や『ふたりのロッテ』、『飛ぶ教室』などで知られるドイツの児童文学作家、エーリヒ・ケストナーの短編集。 ちょっとしたユーモア、ウィットに富んだ構成、詩的な文章で綴られた、本書。 表題作である『...

もうクリスマスと言うことで、クリスマスにご紹介したい本を。 『エーミールと探偵たち』や『ふたりのロッテ』、『飛ぶ教室』などで知られるドイツの児童文学作家、エーリヒ・ケストナーの短編集。 ちょっとしたユーモア、ウィットに富んだ構成、詩的な文章で綴られた、本書。 表題作である『サンタクロースにインタビュー』は、本書なかほどに掲載されている、わずか7ページの短編。 --------------------------------------------- ある日玄関の呼び鈴が鳴り、ドアを開けると、そこには本物のサンタクロースがいた。ジャーナリストの「僕」は、これを機会にとサンタクロースにインタビューを始める。 「子どものころからずっと疑問に思っていたことを聞いてもいいですか」 「僕がとても知りたいのは、一年の残り、あなたが何をしているのか、と言うことなんです」 --------------------------------------------- 他にも、「クリスマス・テーブルのパレード」、「クリスマスの決め台詞についての小講座」、「とんでもないクリスマス・パーティ」などなど、クリスマスがらみのお話がいくつかと、もちろんそれ以外にも短編がいくつか。 「クリスマスの決め台詞についての小講座」は、たぶん今現代の日本でも、使えます。子どもから大人まで。 「なべ騒動」は、メルヒェン、ファンタジーとしても、映画にしたら楽しいのじゃなかろうか。 本書は、紀伊國屋新宿本店の、海外文学フェアで見かけて、もともとケストナー好きだから欲しい!とは思ったもののそれなりのお値段がするので一度はあきらめたのですが、数時間後にまた舞い戻ってきて、結局買ってしまったのです。 なかなか一般書店では見かけないし。 そして、買ってみて大正解。 まさしくここには、ケストナーのユーモアが、たっぷりと詰まっている。 苦いけど 甘い、    甘いけど 苦い。 ちょっとひねくれた、にんまりしたい大人と子どもに、MerryXmas。

Posted by ブクログ

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