アパルトマンの王子 キャラ文庫

榎田尤利【著】

• 販売会社／発売会社: 徳間書店
• 発売年月日: 2007/11/30
• JAN: 9784199004629

商品レビュー

2012/02/24

やっぱりサックリ・・・。

[ゴロー]

早くに父を亡くし、家業の不動産屋で働き、５人兄弟の長男として父親代りを務めてきた優一。ある日超セレブなお坊ちゃまが、敷金礼金含め３カ月３０万で過ごさなくてはならないから狭くて古い家を紹介してくれと訪ねて来て――！？

やっぱりサックリ終わってしまった・・・。でも今回はそこに家族愛が絡んできてホロリとする所もあり、今までより満足なんだけどやっぱりもうちょっと余韻が欲しいというか・・・。贅沢な要望なんですけどね。
あと生活費１カ月４万ってそれだけでも大変なのに、お金をパチスロですった上携帯まで使ってるって設定なのにやりくりには一切触れず・・・そこはお坊ちゃまがスッタモンダしながらどうやり繰りするかが楽しみなところなのに、それについての記述がないなんて・・・せっかくの設定を活かし切れてないように感じました。もったいない。
イラストは顔は良いんですがデッサンが怪しく、また文と合ってない描写が沢山あって残念でした。

2016/03/10

「家賃の予算三万円で庶民の暮らしを学びたい」と親の代から続く不動産屋を継いだ優一の元に現れたセレブな御曹司・世羅。

世羅は、金髪にゴージャスでタキシードで明らかに周囲から浮いている格好の通りに、世間常識もあまりよくわかってないようだった。
成り行き上、世羅の世話をすることになった優一だったけれど、世羅は、少々ずれているところもあるけれど、基本的にはまっすぐで、優一のいうことも素直に聞く。
おまけに、優一の家族にもすっかり気に入られてしまい、優一の家に入り浸りに……。

というちょっとした身分違いの恋。
見た目よし！　性格良し！　おまけに自分のことを好きだ、と言って慕ってくれる……となれば、好きにならない方がおかしい。
そんな感じで、ゆっくりとした恋愛物語が好きな方にオススメです。

2014/01/14

あんまり好みの題材じゃなかったんでだいぶつんでました。
読んでみたらすっごくよかった。
家族物はどうしたって泣いちゃう。。。
恋愛面は甘甘でした。