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尾崎翠 1896-1971 ちくま日本文学004
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尾崎翠 1896-1971 ちくま日本文学004

尾崎翠【著】

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尾崎翠 1896-1971 ちくま日本文学004

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2007/11/22
JAN 9784480425041

尾崎翠

¥330

商品レビュー

4.1

31件のお客様レビュー

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2024/06/10

 作品集。『第七官界彷徨』が入っている。やはり第七〜が一番良い。第七〜に行く前に、こおろぎ嬢、地下室アントンの一夜、歩行が並んでおり、それら似たような舞台設定の短編を読んでから第七〜を読むと理解が深まったのでより読みやすくてよかった。「小野町子」って名前、好き。  少女漫画っぽ...

 作品集。『第七官界彷徨』が入っている。やはり第七〜が一番良い。第七〜に行く前に、こおろぎ嬢、地下室アントンの一夜、歩行が並んでおり、それら似たような舞台設定の短編を読んでから第七〜を読むと理解が深まったのでより読みやすくてよかった。「小野町子」って名前、好き。  少女漫画っぽさがあるというか、夢見がちというか、静かだが少しふわっとしている作風。現代でも十分通用というするというか、中高のメンヘラ気質の女子に好まれそう。  『無風帯から』もそこそこ良いが、なぜ光子がその出自以外の面で可哀想がられているのか良く分からなかった。物静かでコミュニュケーション取れないからってことなのか。  私の教養がないからなのか、後半のチャップリンだか、ゲーテだかについての文章は良く分からなかった。

Posted by ブクログ

2021/12/08

 「第七官界彷徨」の一風変わった登場人物達が織り成す一幕に惹きつけられました。蘚の恋愛や分裂病により、各々の恋愛観を表しているところが変わっていて、面白く読み進められました。  「無風帯から」は手紙から妹の光子が詳らかになっていく度に、世間一般とは違っている兄妹の間にある、愛と...

 「第七官界彷徨」の一風変わった登場人物達が織り成す一幕に惹きつけられました。蘚の恋愛や分裂病により、各々の恋愛観を表しているところが変わっていて、面白く読み進められました。  「無風帯から」は手紙から妹の光子が詳らかになっていく度に、世間一般とは違っている兄妹の間にある、愛と呼ぶべきものを感じました。それと同時に、兄としてしてやるべき事が出来なかったという後悔が聞こえてくる様でした。

Posted by ブクログ

2020/03/23

第七感界…は昔読んだのに、だいぶ忘れていた。 登場人物の皆が、こだわる、というか倦むポイントが変で、おもしろい。かわいらしい。 きれいな文章。夢の話のような。

Posted by ブクログ

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