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脱出記 シベリアからインドまで歩いた男たち ヴィレッジブックス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ヴィレッジブックス/ソニーマガジンズ |
発売年月日 | 2007/11/19 |
JAN | 9784789732017 |
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脱出記
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商品レビュー
5
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
シベリアの収容所から7人で脱走し、1年あまりをかけて4人がインドに到達。 シベリアからゴビ砂漠へ抜け、さらに、途中で、モンゴルの遊牧民、チベット人から歓待(宿、食料)を受けてたどりついている。また、雪男2人(2メートル位)を目撃している。 ☆ひたすら、すごいというか、信じられない。
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著者が実際に体験したノンフィクションの冒険ものほど面白いものはない。と椎名誠氏が同書のあとがきに書いてあるとおり、本当に面白かった。この面白さは、ただ単に笑う面白さではなく、ハラハラドキドキしながらも、著者が生還している安心さもあるから読めるという面白さ。 極限まで追い詰められた...
著者が実際に体験したノンフィクションの冒険ものほど面白いものはない。と椎名誠氏が同書のあとがきに書いてあるとおり、本当に面白かった。この面白さは、ただ単に笑う面白さではなく、ハラハラドキドキしながらも、著者が生還している安心さもあるから読めるという面白さ。 極限まで追い詰められた人間の強さ、他人に対する愛情。そういったものが人に感動を与える。 今は平和な時代でも、一部の世界ではまだまだこういうことがあるのかと思うと、正直残念な気持ちだ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
副題は「男たち」となっているけれど、7人の男性と、途中で加わった1人の少女による、シベリアからインドまでの徒歩でのサバイバル記。途中で3人の仲間を亡くしたものの、残りの4人は一年かけて英領インドまで辿りついた。 ポーランド騎兵(第二次大戦ではまだ馬に乗った兵士が戦っていたのでした)だった筆者ラウイッツが冒頭で語る尋問と拷問のひどさには言葉もない。同じ人間に仕事として他人の尊厳を奪わせ、苦痛を与えることを可能とするのはどういう理屈なのか。 その反面、「不幸な人」(強制収容所からの脱走者)のために夜に外に食べ物を出しておくという遊牧民や密かに脱走を支援する大佐夫人、旅の途中で彼らをもてなす人々の存在、どんな状況でもユーモアを忘れない人が周囲に喜びを与えたり、ぎりぎりの状況で男達が少女を慈しむ様子には、人の善意の果てしなさをも感じる。 イギリス軍に保護された後で彼らは一ヶ月ほど心身喪失状態になったそうだ。やはりサバイバルというのは極限状態で、身も心もすり減らすのだ。 坦々と語られる壮絶な体験記では何ともなかったのに、以下の文章で落涙。筆者による「終わりに」から引用。 『何よりも大事なことは、自由は酸素と同じように大切だと、心底から感じることであり、自由はいったん失われたら、それを取り戻すのが困難だという事実を、本書を読んで思い出していただけたならこれにまさる喜びはない。』 追記)この本については物的証拠がないとか、著者が同時期に従軍していた記録があるとか、作り話であるという説もあるそうです。
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