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ヴェニスの商人 白水Uブックス14シェイクスピア全集
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白水社 |
発売年月日 | 1983/10/01 |
JAN | 9784560070147 |
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ヴェニスの商人
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商品レビュー
3.8
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シェイクスピアの喜劇? なんとなくのあらすじは知っていたが、ずっとタイトルのヴェニスの商人が悪者役かと思っていた。 借金の抵当に肉1ポンドという発想が面白い。そして、解決方法は、血を一滴も流さずにというこれまた面白いトンチのような理論。 ただこの理論で言い負かすのがポーシャなので、いまいちカタルシス的には物足りない。 ヴェニスの商人、アントーニオが解決していればもっとスカッとする話になった気がする。 後で書くように、シャイロックが可哀想に感じる理由に、アントーニオという当事者が裁きを下したのではなく、ある意味部外者が裁きを下してしまったところにもあると思う。 シャイロックに同情してしまう。 確かにシャイロックも慈悲がなく金に汚い人間ではあったが、あまりにも可哀想。 金も肉も一切受け取れないばかりか、むしろ財産を奪われる始末。娘にも金を持って家出され、散々な目に。 時代なのかユダヤ蔑視が凄まじい。セリフの言い回しが面白いだけにことさら。 ヴェニスの商人であるアントーニオの友情の厚さは素晴らしく、最終的にシャイロックに慈悲を与えるのも優しい(?)が、キリスト教への改宗を条件にしたり、基本上から目線だったりと、現代の西洋人にも目につくような、キリスト教的傲慢さが垣間見える。 面白いセリフがたくさん。聖書でもそうだが、例えが上手く面白い。 勉強になる。
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シェイクスピアの喜劇。中世イタリアの架空の都市における商取引と恋を廻る喜劇で、人命にかかわる内容の契約が現実になったことで起こされた裁判と、若者の恋愛を絡めた現代ではありえないような話。 登場人物の1人、高利貸しのユダヤ人シャイロックの言動や行動が強欲なユダヤ人という印象を与えた...
シェイクスピアの喜劇。中世イタリアの架空の都市における商取引と恋を廻る喜劇で、人命にかかわる内容の契約が現実になったことで起こされた裁判と、若者の恋愛を絡めた現代ではありえないような話。 登場人物の1人、高利貸しのユダヤ人シャイロックの言動や行動が強欲なユダヤ人という印象を与えたことで有名になった。読み終わって他の登場人物の名前は忘れても、裁判でコテンパンにやられて少し気の毒な感じのシャイロックという名前は忘れられません。
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この週末の朝、とくに有名な"The quality of mercy"の場面を、Jacques Derrida, Qu’est-ce qu’une traduction “relevante” ? , L’Herne, “Carnets”, 2005. との関...
この週末の朝、とくに有名な"The quality of mercy"の場面を、Jacques Derrida, Qu’est-ce qu’une traduction “relevante” ? , L’Herne, “Carnets”, 2005. との関連で読みなおしました。
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