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わたしのリハビリ闘争 最弱者の生存権は守られたか
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 青土社 |
発売年月日 | 2007/12/10 |
JAN | 9784791763627 |
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免疫学者、多田富雄さん(2001年に脳梗塞を患い、現在右半身麻痺と嚥下・発生障害のリハビリ中)が、厚生労働省が2006年4月に突如導入した、リハビリ診療報酬改定の撤回を求めて立ちあがった闘争の記録です。リハビリが打ち切られ、社会学者の鶴見和子さんは帰らぬ人となりました。 政人い...
免疫学者、多田富雄さん(2001年に脳梗塞を患い、現在右半身麻痺と嚥下・発生障害のリハビリ中)が、厚生労働省が2006年4月に突如導入した、リハビリ診療報酬改定の撤回を求めて立ちあがった闘争の記録です。リハビリが打ち切られ、社会学者の鶴見和子さんは帰らぬ人となりました。 政人いざ事問わん老人われ 生きぬく道のありやなしやと ねたきりの予兆なりかなベッドより おきあがることできずなりたり 藤原書店刊 『環』 26号 「予兆」 より リハビリを続けることが、生命を維持するために必要なのに、今回の改定は、「障害が180日で回復しなかったら死ね」 というもので、これは明らかな生存権の侵害です。こうした弱者切り捨ての政策の背後には、国民皆保険を破壊し、民間の医療資本と損害保険会社の営利的参入を進めようとする意図が見えます。 介護やリハビリに関心のある方はもちろん、いろんな人にぜひ読んで頂きたい本です。
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第35回天満橋ビブリオバトル テーマ「生命」で紹介した本です。 https://www.facebook.com/bibliobattle/posts/615020418550160
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小泉政権が2006年医療費削減の為に老人、障害者、弱者を切り捨て診療報酬改定に踏み切った。 この本は世界的な免疫学者、多田東大名誉教授が脳梗塞に倒れ半身麻痺、声をなくされリハビリ治療を途中で中止させられ新聞や雑誌で打ち切り反対の論説を集録したものである。 多田さんは2001年...
小泉政権が2006年医療費削減の為に老人、障害者、弱者を切り捨て診療報酬改定に踏み切った。 この本は世界的な免疫学者、多田東大名誉教授が脳梗塞に倒れ半身麻痺、声をなくされリハビリ治療を途中で中止させられ新聞や雑誌で打ち切り反対の論説を集録したものである。 多田さんは2001年脳梗塞を患い、半身麻痺と発声障害の重度の機能障害になられたが懸命のリハビリの結果、左手でパソコン入力が出来るほど回復された。 が保険診療報酬改定でリハビリ医療は発病から180日を上限とした改定で理学療法士と言語聴覚士からのリハビリを中止されられた。 このリハビリ中止で犠牲になられた友人の社会学者鶴見和子氏は時世ともいえる歌を遺されている。 「政人(まつりびと)いざ事問わん老人(おいびと)われ生きぬく道のありやなしやと」 小泉構造改革は身障者の自立を妨害する「身障者自立支援法」、長期入院をさせない「療病病棟廃止」 など弱者を見殺しにすることばかりやっている。 残念ながら富田氏は今年の4月に76歳で亡くなられたが、ぜひこの本は明日はわが身です健常者の人たちに読んでもらいたい。
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