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サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉 宝島社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2007/11/24 |
JAN | 9784796661553 |
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サブプライム問題とは何か
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商品レビュー
3.8
35件のお客様レビュー
2008トレンド。世の中を騒がせていたサブプライム問題。原因でもある証券化とは何で、何をもたらしたのか。
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サブプライム問題後、リーマンショック前というタイミングで書かれた本です。 サブプライム問題について、わかりやすく解説されています。また、これがいかに大きな問題かについても指摘されています。 当時に読んでいればよかった!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2007年刊行。日本での消費者契約法・強行法規性の問題等法規範上の誤解は幾つかあるが、サブプライムローンの背景を知るには良書。が、本書にある証券化・仕組債の問題は決して米国特有の問題ではなく、仕組預金や仕組債が大手都銀・証券会社で取り組まれている日本にも等しく妥当すると考えるべき。また、仕組債の構造はオフバランス化・内部構造の複雑さの関係からオープンにされない危険性が大で、不良債権を仕組債に取り込んでいない保障はどこにもないのだ。また、この証券化以外の過剰流動性の問題は日本のバブル時代と共通するところ大。 ③格付会社の格付けへの懐疑は忘れるべからず。エンロン問題の顕在化の時と何にも変わっていない。本書による格付会社の弁解も不誠実さしか感じない。④本書の第4~6章は心に留めておくべき記述が多い。 以下、備忘録。①証券化・仕組債の設定は第三者へのリスク転嫁で、リスクからの逃走というべきもの。それゆえ、金員の貸し手側のモラルハザード、すなわち、借り手リスクの調査・管理の甘さを招来し、過剰貸付の危険性を孕む。②本書によれば、米国では重利特約を消費者保護の観点から設定(普通は変、重利特約は貸し手に有利)。これは、利払いだけを続けて元本が減らない状況を回避するため、分割金の最低返済額基準を引き上げさせ、不払いの場合には未払利息分を元本に組み入れる制度(この法令にはウラがあるかも?)。
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