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ぼくの家は「世界遺産」 地球のカタチ
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ぼくの家は「世界遺産」 地球のカタチ

小松義夫【著】

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ぼくの家は「世界遺産」 地球のカタチ

定価 ¥1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2007/11/21
JAN 9784560031728

ぼくの家は「世界遺産」

¥385

商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2016/08/18

 写真家の小松義男さんが,世界遺産となった家をめぐり,それについて書かれています。  家を巡っての旅行記といったところです。  紹介されている世界の家は,  ・スロヴェニア,楕円形の家  ・ベネズエラ,ヤノマミ族の何家族もが集団で生活する大きな家  ・ベネズエラ,ワラオ族の壁の...

 写真家の小松義男さんが,世界遺産となった家をめぐり,それについて書かれています。  家を巡っての旅行記といったところです。  紹介されている世界の家は,  ・スロヴェニア,楕円形の家  ・ベネズエラ,ヤノマミ族の何家族もが集団で生活する大きな家  ・ベネズエラ,ワラオ族の壁のない家  ・ネパール,ミティラー地方の壁絵がある家  ・ナイジェリア,泥の厚い壁の家  ・インドネシア,スラウェシ島の曲がった木の柱の家  ・アメリカ先住民の移動する家  ・アルジェリア,ムサブの谷の家  ・ルーマニア,マラムレシュ地方の屋根に目ともいえそうな煙突穴のある家  ・アメリカ,アリゾナ州の藁の家  それぞれ,とても個性的な家でした。自分の身の回りにある日本のありがちな住宅とは一線を画した,独特の家です。  そのような家となる背景には,その国や地方の気候,文化などと深い関わりがあるのだと改めて感じました。

Posted by ブクログ

2014/11/04
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※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 地球上にはさまざまな家がある。 家は、そこに生きる人々の暮らしを表わしている。 写真家として世界中の民家を訪ねる著者が語る「人を包むかたち」を感じるための一冊。 [ 目次 ] 1 楕円形の家 2 森に浮かぶ大きな家 3 壁のない家 4 壁絵のある家 5 泥の厚い壁 6 曲がったことが好き 7 移動する家 8 泥の空間 9 目がある家 10 ワラの家 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted by ブクログ

2011/08/08

「世界遺産」に住んでいる人がいる!と驚いて読んでみました。 いったいどんな華々しい建物が紹介されるんだろう、と思いきや、登場したのはナイジェリアやルーマニア、ベネズエラなどの、昔からの住居。 日本の画一化された建物からすると、斬新ではありますが、これらの住居が世界遺産とされてい...

「世界遺産」に住んでいる人がいる!と驚いて読んでみました。 いったいどんな華々しい建物が紹介されるんだろう、と思いきや、登場したのはナイジェリアやルーマニア、ベネズエラなどの、昔からの住居。 日本の画一化された建物からすると、斬新ではありますが、これらの住居が世界遺産とされているのか、本文中には一切記述がありませんでした。 読み終えた後で見ると、内容からタイトルが、少し浮いてしまっている感じ。 こういったノンフィクション系で、本文にタイトルワードが全く出てこない本も、珍しいのではないでしょうか。 これは最終的に出版社が決めたタイトルで、著者の伝えたい意図とは違うものなのかもしれない、と思ってしまいました。 その辺りの事情はさておき、読んだ感想としては、私が予想していた華やかさは皆無でしたが、世界のあちこちには、自然とともに今なお生活している人々がおり、その住居は気候や環境に即した快適なものであるということが、わかりました。 著者は写真家のため、文章はなんとなく書きづらそうに綴っているような印象を受けました。 読んでいる側も、スピードを落としてゆっくり彼の話を追って行くような感じ。 カラー写真は、本のはじめ数ページに口絵として載っていますが、ほかはモノクロなので、臨場感が減ってしまって残念。 掲載された写真は、文章を補填する雄弁さがあるため、もっと写真を多用させ、カラーのものを増やしてもよかったのではないかと思います。 紹介された住居の中で、アメリカのネイティブインディアンたちが、ティピといわれる移動式テントのようなものを使っているのが気になりました。 これまで目にしてきた絵本に登場するインディアンは、たしかにどれもきちんと張られたテントに住んでいましたが、内部がどうなっているのか実際に見たことはありませんでした。 アメリカでは、1800年初期に行われたロッキーマウンテン・ランデブーの集まりが今でも行われており、人々はティピを張り、当時の格好で参加して1週間ほど非文明の中で過ごすとのこと。 『大草原の小さな家』のような格好をした人々の写真がありました。 数日前に読んだ本でも掲載されていた、ルーマニアのサプンツァの、カラフルなイラストが描かれた墓場も紹介されていました。 最近、話題になっていると書かれており、日本でも今後ますます知られるようになるのだろうと思いました。 また、著者は、ル・コルビュジェ設計のロンシャン礼拝堂を訪れた折、アフリカの建築だという感覚を持って、アルジェリアのムザブの谷に行ったそうです。 確かに、礼拝堂とアルジェリアの町の写真が並べて掲載されていると、その町から礼拝堂だけフランスに移築したようなほど、街並みにしっくりきていたことに驚きました。 ところ変われば家も変わる、派手な観光名所とはまた違う、地球上での日常としての異文化に触れることができました。

Posted by ブクログ

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