- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
しゃばけ読本
定価 ¥1,320
220円 定価より1,100円(83%)おトク
獲得ポイント2P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/27(水)~12/2(月)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2007/11/09 |
JAN | 9784104507085 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/27(水)~12/2(月)
- 書籍
- 書籍
しゃばけ読本
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
しゃばけ読本
¥220
在庫あり
商品レビュー
3.2
20件のお客様レビュー
しばらく読んでへんかったんで未読やった分を読み始めたんやけどけっこういろいろ忘れてんのに気ぃついたんで復習のために図書館で借りてきました。その他の情報もいろいろ手に入って楽しかったです。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これは、文庫『いっちばん』と同時に出た、しゃばけファンにはたまらない本です。 『しゃばけ読本』 畠中恵・柴田ゆう (新潮文庫) いやあ、楽しかったわぁ。 久しぶりに、どこへ行くにも持ち歩いた本でした。 読んで楽しい見て楽しい。 ページの隅っこにいる鳴家たちが可愛い。 どこからでも読めるし、パラパラと絵だけ眺めるのもいい。 バーチャル長崎屋奉公人の皆さん(新潮社のリアル社員さん)の手による、夢のファンブックである。 奉公人の皆さんは、誰よりも長崎屋のことに詳しく、かつ本作りのプロだけあって、読み応えのある盛りだくさんな内容になっている。 文章も面白い。 まだ文庫になっていない『ころころろ』、『ゆんでめて』までを含めた全作品の紹介から始まり、登場人物の解説や(もちろん絵付き)、作者へのロングインタビューもある。 火事で焼け、新しく建てられた長崎屋の間取り図を、“Befor”“After”で解説しているのも面白かった。 使い勝手が悪かった土間を廊下までぶち抜いたとか、素早い接客のために母屋の座敷と客間を入れ替えたとか、直接物語には関係のないようなところまで細かく設定されていてびっくり。 母屋に行くよりも、三春屋に行く方が近い、というのが図で見て改めて分かって、なるほどと思いましたね。 江戸時代用語の解説コーナーでは、「木戸」「五布(いつの)の布団」「間口十間」「夜の五つ」などの時代特有の用語から、長さ、重さ、距離の単位まで丁寧に解説されている。 ちなみに、身の丈数寸の鳴家の身長は10~15センチ、体重は150グラム~200グラム(ハムスターぐらい)、佐助の身長は6尺足らず=180センチ弱だそう。 あと、「一文無し」ってどれくらい貧乏?っていうのも面白かった。 長崎屋の金持ち度合いが半端ないことが判明。 『ねこのばば』での、長崎屋から広徳寺への護符の札25両と寄進10両合わせて35両は、なんと今のお金で560万円なんだって! 三途の川の渡し賃の6文は150円。 一文25円ということは、一文無しは“25円のお金すら持っていない”ことを言うんですね。 「若だんなと歩こう!しゃばけお江戸散歩」が一番面白かったな。 バーチャル長崎屋の女中おしまさんが、一作目『しゃばけ』で若だんなが歩いた道をたどり、写真と図で解説してくれています。 病弱な若だんなが意外と長距離を歩いていた !? 健気だなぁ。 イラストの若だんなの旅姿が初々しくてまたいいの。 長崎屋があったのは、今の高島屋日本橋店のあたり、松之助の元奉公先の東屋は、東大のある辺りにあったそう。 広徳寺のあった場所は、現在は台東区役所になっていて、お寺は練馬区に移転したそうです。 その次にある、登場人物たちへのインタビューも楽しかった。 仁吉と佐助がちゃんと言葉に出して、若だんなが一番です!と答えているのが新鮮だった。 野寺坊と獺がいつも一緒にいる理由がやっぱり気になります。 若だんながまだ若だんなと呼ばれていなかった頃のお話。五歳の一太郎と鳴家との初めての出会いを描く、絵本『みいつけた』が、巻末にどどーんとフルカラーで収録されています。 なんて太っ腹なんだ。 鳴家が大きく見えるのは、一太郎が小さいから。 そんな当たり前のことに、何だかしみじみしてしまう。 こんな小さな頃から床から離れられないなんて、そりゃあ十七やそこらの若さで人生を達観もするわな。 どこまでも優しい柴田さんの絵に癒されます。 十歳のミニ佐助とミニ仁吉が可愛かった~。 あと、これはたぶんみんなやってみたんじゃないでしょうか。 「鳴家絵描き歌」。 私もやってみましたが、全然へたくそで駄目でした。 鳴家は一歩間違えるとただのオジサンになってしまいます!(笑) 畠中恵さんは、サービス精神旺盛な作家さんだ。 下積みの経験がそうさせているのか、わりと現実的に周りを見ておられる方なのではないかと思う。 畠中さんと柴田さんのタッグは、奇跡と言ってもいいほどに相性ピッタリなので、絵から入る読者もたくさんいるのだろうけれど、それも入口の一つだと割り切っている作者の器の大きさが感じられて、潔いなと思う。 バーチャル長崎屋の皆様へ。 楽しい本をありがとうございました。 文庫になってからしか読まない読者ですが、これからも楽しみにしております。
Posted by
テレビドラマの潜入ルポ、著作やイラストのインタビュー、時代用語の解説、キャラ紹介、連載時の挿絵、エッセイ、投稿時代とか、てんこもりもりな内容!! 読み応えも、見応えも、いっちば~んなスペシャルで、ゆっくりじっくりと眺めつつ読みました!!
Posted by