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自由に生きるとはどういうことか 戦後日本社会編 ちくま新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2007/11/07 |
JAN | 9784480063939 |
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自由に生きるとはどういうことか
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商品レビュー
3.8
14件のお客様レビュー
作者は北大准教授で、勉強家であるので内容も良く練られていて読み応えがあり、楽しくも読めた。 自由とはを語る、というよりも、様々な時代の若者たちを中心とした人々のムーブメントから自由を見ていく内容。 カストリ雑誌、ロビンソン・クルーソー、あしたのジョー、大松博文、尾崎豊、エヴァ...
作者は北大准教授で、勉強家であるので内容も良く練られていて読み応えがあり、楽しくも読めた。 自由とはを語る、というよりも、様々な時代の若者たちを中心とした人々のムーブメントから自由を見ていく内容。 カストリ雑誌、ロビンソン・クルーソー、あしたのジョー、大松博文、尾崎豊、エヴァンゲリオン、ボボズ、ギークスなど。
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戦後日本社会における「自由」の変遷過程を、『明日のジョー』や尾崎豊、『新世紀エヴァンゲリオン』などのサブカルチャーにも目配りしながら簡潔にたどっている本です。 戦後の日本におけるエロスの解放からはじまり、小泉信三や大塚久雄らの思想を戦前・戦中からの連続性のなかで批判的に捉え返す...
戦後日本社会における「自由」の変遷過程を、『明日のジョー』や尾崎豊、『新世紀エヴァンゲリオン』などのサブカルチャーにも目配りしながら簡潔にたどっている本です。 戦後の日本におけるエロスの解放からはじまり、小泉信三や大塚久雄らの思想を戦前・戦中からの連続性のなかで批判的に捉え返す議論が置かれています。つづいて、全共闘運動における世界革命の精神に、『あしたのジョー』の「真っ白な灰に燃え尽きる」ことの自由が孕んでいる困難を見てとっています。つづいて、尾崎豊やオウム真理教事件、そして『新世紀エヴァンゲリオン』などの社会現象を題材に、一見自由が謳歌されているかのような消費社会のなかで、人びとが「自由」を見失っていったことが論じられ、社会のなかで格差が広がっていく現状において「創造としての自由」を可能にするための条件がさぐられることになります。 「創造としての自由」についての議論は、やや付け足しのような印象もあります。新書ということもあり、読者を元気づけようとする意図で著者があえてこうした書き方をえらんだ可能性もありますが、楽観的な見方にすぎるような気がしないでもありません。
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戦後日本のサブカルチャーを自由主義の側面から論じた本であり、広く人文社会系の学生にも興味深く読める資料かと思います。 ■横国大附属図書館所蔵データ http://opac.lib.ynu.ac.jp/cgi-bin/opc/opaclinki.cgi?isxn=97844800...
戦後日本のサブカルチャーを自由主義の側面から論じた本であり、広く人文社会系の学生にも興味深く読める資料かと思います。 ■横国大附属図書館所蔵データ http://opac.lib.ynu.ac.jp/cgi-bin/opc/opaclinki.cgi?isxn=9784480063939
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