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緑の影、白い鯨
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2007/10/25 |
| JAN | 9784480831866 |
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緑の影、白い鯨
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
メルヴィルがどういう意図で『白鯨』を書いたのか未だに解らないのだが、そのメルヴィルになりきって映画脚本を書いたブラッドベリが、この脚本執筆時の追憶を自伝に書いていることを知ってさっそく読んでみた。 ちなみにわたしはSF詩人レイ・ブラッドベリがとても好きであり、彼の作品を非常に感動しながら読んだものだ。彼が『白鯨』に何を感じ読みとったのかを知ることにより、文学の本質を理解できるのではないかという期待と非常な興味を持って読み始めた。 そして期待は見事に裏切られた。ジョン・ヒューストン監督とアイルランドで半年間脚本執筆をするのだが、ほとんどは訳の解らないホラ話で終始している。チャンドラーの粗悪なコピーのような過剰な比喩、なんらユーモアを感じさせない洒落や気取った会話。個性的な人々を表現したいのか、現実的ではないエキセントリックな人々に奇行を演じさせたりしている。途中でこれは自伝ではなく、ほとんどが創作で以前発表した小説を幾つも挿話として組み込んだ構成だと気付いたのだがそれにしても読み難い。 そして、肝心な『白鯨』はほとんど出てこない。ブラッドベリは何が言いたいのかと思っていたら、最後の1,2章で突然メイヴィルが彼に憑依して、一晩で『白鯨』を仕上げてしまった。何なんだこれはと思っていたが、この作品そのものが『白鯨』へのオマージュなのに違いない。 と、しか思えないのだが、それにしても『白鯨』は奥が深い。
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どこまでが事実に即しているのかは定かでないが、ブラッドベリ自身の体験を基にした小説らしい。 これといった大きな事件は起こらないので、ストーリーを楽しみたい人は全く面白くないと思う。 豊かな比喩表現などをゆったり味わいながら読んだ。 アイルランド人のハチャメチャぶりが、最初は当惑す...
どこまでが事実に即しているのかは定かでないが、ブラッドベリ自身の体験を基にした小説らしい。 これといった大きな事件は起こらないので、ストーリーを楽しみたい人は全く面白くないと思う。 豊かな比喩表現などをゆったり味わいながら読んだ。 アイルランド人のハチャメチャぶりが、最初は当惑するけど段々面白くなる。
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初めてレイ・ブラッドベリを読むというのならお勧めできない本。レイのファンになってから読むべきだ。でないと散らかした部屋を覗き込んでいるような印象になると思う。 レイの書いた他の本の中で読んだエピソードとのつながりも面白い。なんだか不思議な話だけれど、最後には納得できる長い話。
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