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若淫母 フランス書院文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | フランス書院 |
発売年月日 | 1995/10/26 |
JAN | 9784829606537 |
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若淫母
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若淫母
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疼く体を制御できない母の淫らさが息子達の逆襲を招く
この作者の6作目にあたる1995年の作品だが、文庫のオビには『「若未亡人」に続く熟女と少年の、不埒な肉愛!』と記されている。それだけ前作が好評だったのであろうことを窺わせつつ、本作もまた同様に少年から迫られ、困惑するも覚えた愉悦には抗えずに体を許してしまうヒロインが示唆されている...
この作者の6作目にあたる1995年の作品だが、文庫のオビには『「若未亡人」に続く熟女と少年の、不埒な肉愛!』と記されている。それだけ前作が好評だったのであろうことを窺わせつつ、本作もまた同様に少年から迫られ、困惑するも覚えた愉悦には抗えずに体を許してしまうヒロインが示唆されているのだが、この文言に見合った母子相姦が描かれていた。しかも実の息子と義息のダブルである。 ヒロインは母たる【緋紗子】35歳ただ1人。高校に入学した実の息子〈克己〉と2人暮らしだったが、再婚したことで克己と同年齢の少年〈明良〉の義母となる。夫は海外出張が多くて不在がち。元より夜の営みも淡泊だったようで、さほどの自覚こそなかったものの緋紗子の体は疼いていたようである。 と言うのも2人で暮らしていた頃の緋紗子と克己には背徳の秘密があって、このために冒頭から官能描写といういやらさしさが素敵なのだが、新生活のために克己との仲を清算したい緋紗子と継続したい克己という構図ができており、迫る克己を諫めるも抗えず、押し切られるように体を許してしまう緋紗子が序盤の見せ場になっている。悪童のごとき振る舞いの克己に手を焼く緋紗子は、弱点を知り尽くしてツボを心得た克己の手管に翻弄されてしまう自身の不甲斐なさも嘆いているのだが、その割には懲りない一面もあって、それが中盤以降に形を変えて強調されていく。 克己とは正反対に優等生でおとなしい明良ということで、官能面のアプローチも正反対である。純情な明良の初心な反応に気を良くした緋紗子が指南役を買って出る形で義息を誘惑する流れはさらなる背徳を覚え、自身が少年をコントロールするという新たな喜びを得てしまう。普段は清楚な義母が淫らに豹変してしまった驚きから積極的に導いてくれる嬉しさを明良の目線からも描いていて実に淫靡である。 終盤では深まる憂いも都合良く解釈して自分に言い聞かせてしまう緋紗子。やはり懲りない人である。それは、後に克己をも何とか制御しようと媚びた振る舞いを見せつけたり、2人の息子が鉢合わないよう画策したりと形を変え、むしろ息子達とのスリルを楽しもうとするかの所業にエスカレートしていく。禁忌の背徳を受け入れた緋紗子が見せた刹那の煌めきなのかもしれないのだが、少々調子に乗っているようでもあり、その罰が後に下される。 だがしかし、双方が自分だけだと思っていた母との関係が裏切られた息子2人の逆襲は、夫に見切りをつけた緋紗子にとって実は願ったり叶ったりのご褒美だったりする。最後まで懲りない緋紗子なのである。その意味では確かに若くて淫らな母だったと言える。
DSK