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「派生開発」を成功させるプロセス改善の技術と極意
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 技術評論社 |
発売年月日 | 2007/10/30 |
JAN | 9784774132495 |
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「派生開発」を成功させるプロセス改善の技術と極意
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商品レビュー
4.2
12件のお客様レビュー
# 書評☆4 「派生開発」を成功させるプロセス改善の技術と極意 | 派生開発の極意は記録にあり! ## 概要 XDDPやUSDM,PFDなど,一部で採用されている開発手法が解説されている本だ。 ソフトウェアやシステム開発においては,新規開発と既存の資産をベースに機能修正・改良...
# 書評☆4 「派生開発」を成功させるプロセス改善の技術と極意 | 派生開発の極意は記録にあり! ## 概要 XDDPやUSDM,PFDなど,一部で採用されている開発手法が解説されている本だ。 ソフトウェアやシステム開発においては,新規開発と既存の資産をベースに機能修正・改良を行う派生開発の2種類が存在する。 開発手法では新規開発に焦点をあてたものが多く,派生開発を念頭に置いたものがなかった。そこで,著者が派生開発のための開発手法として,XDDP (eXtreme Dervied Development Process) を編み出した。 XDDPは以下の成果物から構成される。 * 変更要求仕様書 * トレーサビリティ・マトリックス * PFD 修正箇所に関する情報を,仕様書としてきっちりと文書に残すことで,修正の漏れや修正箇所・方法の誤りが分かるようにしている。 また,開発の工数,変更行数などをきっちりと計測することで,生産性を計測している。 冒頭で,既存の派生開発でよく生じる様々な問題が説明されており,共感した。そして,記録を残すというやり方はいいなと感じた。 ドキュメント作成の方法がまた独特なので,クセがあるが,一度試す価値はあるかなと感じた。 ただ,書籍が冗長な記述が多いので,もう少し要点を絞ってコンパクトにできないかなと思った。文量が多いので,けっこう読むのはたいへんだった。 ## 結論 2018-12にある現場の面談で,USDMという文書形式で開発文書を残すという話を聞いて,USDMという単語が気になって調べ,この本に辿り着いた。 開発資料をきっちり文書に残してトレーサビリティを確保するという考え方はいいなと感じた。 実際にこの方法を取り込むには,それなりにやり方を整理して,学ぶ必要があり時間がかかるだろう。 普段の開発でも,自分の生産性を考えることはあまりなかった。開発修了時に,変更前後のコード差分と,かけた時間で自分の生産性 (1日あたりの変更行数) を計測して,今後に役立てたいと感じた。 パーマリンク: https://senooken.jp/blog/2019/08/26/
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前から入手してあったが、ついに読了。読んだだけですぐに成功すると思わず、粘り強くこの本に戻って、XDDPを手に入れたいと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最近、新規プロジェクトが少なくなってきたと聞く。 そうであれば、今後は、既存システムの改修案件が増えてくるであろうということで、読んでみた本。 よくあることだが、ソースを書いた人と保守する人は別の人。 だから保守する人はどこを直せばよいのか、わからないことがある。 そんな時、「部分理解」な人でも、できる限り手戻りなく修正するプロセスを確立しておけよってことがこの本の趣旨。 ごもっともです。 主軸は、レビューの大切さ。そしてレビュアーに気づいてもらうように(アンカー効果が働かないように)、変更内容の事前準備をすること。 その方法として、手順は5つ。 ・変更内容とその理由を記載した、変更要求仕様書を作成すること。 ・縦軸に変更内容、横軸に画面一覧(ソースファイル一覧)としたトレーサビリティマトリックスを作成すること。これで、修正漏れを少しでも防ぐ。だって同じようなソースが至る所にあること多いもん。 ・どのように変更するかを記載した、変更設計書を「プログラム言語」ではなく「文章」で作成すること。before/afterを文章で書く。 ・レビューを実施して、勘違い・考慮漏れなどを無くすこと。 ・ここでようやくソースコード修正。これ直してよ。ちょろです。直しますね。は、ご法度。 まあ、C言語っぽい言葉がやたらと出てきて、SVNとか差分管理ツールとかないんかいとか思わせる言い回し、オブジェクト指向を前提としていないよねとか、オフショア開発ではなく1人プロジェクトを主体としていることが前提となっているように読めたから、使えるところだけ使おう。
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