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十三の冥府(上) 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2007/11/08 |
JAN | 9784167666071 |
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十三の冥府(上)
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十三の冥府(上)
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商品レビュー
3.2
7件のお客様レビュー
上巻だからか、全然話が進まない。 このペースの話の進み方で大丈夫なんかしら。 今までの経験則からいうと、この進み方だと 最後は強引に終わらせて、ワケワカメになる悪寒。 下巻にすさまじく期待。
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『都賀留三郡史』なる書物の真偽を確かめるため、青森に赴いた光彦。三郡史を発見した八荒神社=アラハバキ神社の宮司は、史実であると譲らない。一方、偽書だとする人々の死―大学教授がその学会発表の直前に病死、神社に出入りする大工の棟梁が事故死、その唯一の目撃者が刺殺―が相次ぐ。アラハバキ...
『都賀留三郡史』なる書物の真偽を確かめるため、青森に赴いた光彦。三郡史を発見した八荒神社=アラハバキ神社の宮司は、史実であると譲らない。一方、偽書だとする人々の死―大学教授がその学会発表の直前に病死、神社に出入りする大工の棟梁が事故死、その唯一の目撃者が刺殺―が相次ぐ。アラハバキ神の祟りなのか。
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ひさしぶりに読んだ浅見光彦シリーズ。なかなか面白かった。 名前こそ変えているが、「東日流外三郡誌」をモデルにした青森県の古代史を題材に使い、事故死、病死と思われていた事件が、ある巡礼の殺人事件をきっかけに、浅見の手により次々と明らかになっていく。そして地元の若い女性の悲しい出生...
ひさしぶりに読んだ浅見光彦シリーズ。なかなか面白かった。 名前こそ変えているが、「東日流外三郡誌」をモデルにした青森県の古代史を題材に使い、事故死、病死と思われていた事件が、ある巡礼の殺人事件をきっかけに、浅見の手により次々と明らかになっていく。そして地元の若い女性の悲しい出生の謎も解き明かされていくが、その女性はその真実を知ることはない・・・。 やっぱりこの人は上手いなあ、とうならされる。ちょっと長くて読み応えがあったが、全編に流れる旅情、悲しみ、そしてたくみに張り巡らされ、解き明かされていく謎。日本ならではのすばらしいミステリー作家である。 ちなみに、テレビでもよくシリーズ化されているこの浅見光彦シリーズ。今Wikipediaで見たら、歴代多くの俳優が浅見を演じているが、私の中で定着しているイメージは榎本孝明さんである。あのちょっとお坊ちゃんぽい品の良さが実にぴったりだった記憶があるのだ(笑)。 そして青森にも行ってみたくなる。東北は未知の世界だが、最近けっこう興味がわいてきているのだ・・・。
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