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ねむり姫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 1983/11/01 |
JAN | 9784309003566 |
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ねむり姫
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商品レビュー
4.2
5件のお客様レビュー
自由闊達、融通無碍、これを小説と呼んでよいものか。戯作という方が似つかわしい。 連作短編と思ったら、それぞれ独立したお話で、時代背景も平安から幕末までほしいまま。いずれも著者一流のペダントリーが横溢している。 中でも「ぼろんじ」は、著者が少年時代に親しんだ講談社系少年小説の...
自由闊達、融通無碍、これを小説と呼んでよいものか。戯作という方が似つかわしい。 連作短編と思ったら、それぞれ独立したお話で、時代背景も平安から幕末までほしいまま。いずれも著者一流のペダントリーが横溢している。 中でも「ぼろんじ」は、著者が少年時代に親しんだ講談社系少年小説の味わいがあり、伊藤彦造の挿し絵が欲しいところ。 私見を述べるなら、稲垣足穂のヒップナイドに対し、澁澤はペニスナイドという気がする。
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昔話といえば日本昔話かなぁとも思うけど、あれ、なんで子どもでも面白いかといえば、きっと子ども向けに改編なんかしてるんだろう。だってきっと元の話そのままじゃ詰まらんよねぇ。言ってる事とか意味不明だろうし。 なんだからして、昔の話をそのまんまじゃなくてうまいこと今風にしてみたり、読み...
昔話といえば日本昔話かなぁとも思うけど、あれ、なんで子どもでも面白いかといえば、きっと子ども向けに改編なんかしてるんだろう。だってきっと元の話そのままじゃ詰まらんよねぇ。言ってる事とか意味不明だろうし。 なんだからして、昔の話をそのまんまじゃなくてうまいこと今風にしてみたり、読みやすくしてみるってのはなかなかにありがたい事だったりして。別に翻訳じゃないんだから、原作と全く同じ流れにする必要すらなく、まぁ大雑把に言えば、面白ければ良いじゃん、的な。そこを盗作だとか、そういうのに繋げると、ちと面倒だけども・・ まぁそんなこんなでいろいろな昔話が語られるわけだけども、どれもこれも趣深いというか味わい深いというか、いやとりあえず趣深いという言葉を使えばなんでも済ませられる的に使ってしまうわけだけども、スカッと爽やかコカ・コーラ、とはとても言えない、モヤモヤとするような展開ばかりで、この余韻がたまらない。 世の中、必ずしも最後はめでたしめでたし、で終わるわけではないよねぇ。
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「ねむり姫」の物語は世界中に数多くあれど、いちばん美しいのは澁澤 龍彦のねむり姫だと、敬愛する先生が話してらしたので、読んでみました。 京に都があったころの、古の、和のねむり姫。読めない漢字や、意味が分からない単語もあったんだけども、昔ことばの柔らかな響きに魅せられました。文の...
「ねむり姫」の物語は世界中に数多くあれど、いちばん美しいのは澁澤 龍彦のねむり姫だと、敬愛する先生が話してらしたので、読んでみました。 京に都があったころの、古の、和のねむり姫。読めない漢字や、意味が分からない単語もあったんだけども、昔ことばの柔らかな響きに魅せられました。文のリズムも心地よく、カラーでヴィジュアルが浮かんでくるような語り。ビューティホーです。 他にも、狐や天狗や、呪術、妖術の短編5つ。幻想、夢うつつ、無意識の領域で遊ぶようで、眠る前にときどき読みたい本。
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