- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 新書
日本の色を歩く 平凡社新書
定価 ¥924
220円 定価より704円(76%)おトク
獲得ポイント2P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
12/4(水)~12/9(月)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2007/10/10 |
JAN | 9784582853964 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
12/4(水)~12/9(月)
- 書籍
- 新書
日本の色を歩く
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
日本の色を歩く
¥220
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
3.5
5件のお客様レビュー
色への強い情熱を持つ著者は、自然から取れる色を求めて、日本全国を訪ね歩きます。人工的に作られた色ではなく、自然のものから取れる色の美しさを伝えています。 芸術に触れることが多くなりそうな秋ですが、今年の秋は、“色”の歴史をたどりながら、本書で日本を旅してみませんか?
Posted by
染色家である著者が、染料の産地を訪れ、その歴史から風土まで自由に語っている。それぞれの色に、生まれるまでの背景があり、色に愛着を感じることができる。著者の、色に対する敬意も伝わってくる。 ちなみに、文章も素晴らしい。無駄がなく、品のある文章で、著者の染めた品々もいかん、と思わせる...
染色家である著者が、染料の産地を訪れ、その歴史から風土まで自由に語っている。それぞれの色に、生まれるまでの背景があり、色に愛着を感じることができる。著者の、色に対する敬意も伝わってくる。 ちなみに、文章も素晴らしい。無駄がなく、品のある文章で、著者の染めた品々もいかん、と思わせる。 (2012.10)
Posted by
「色」という視点から、日本を眺めている。 視点が変わると景色も変わる。しかし、それらは根底ではしっかりとつながっている。 「逆説の日本史」シリーズで得た知識と、本著で得た知識とが、歴史の時間軸の中でつながることもあり、本と本の垣根を越えた知識の飛行が心地よい。 さて、本著で書か...
「色」という視点から、日本を眺めている。 視点が変わると景色も変わる。しかし、それらは根底ではしっかりとつながっている。 「逆説の日本史」シリーズで得た知識と、本著で得た知識とが、歴史の時間軸の中でつながることもあり、本と本の垣根を越えた知識の飛行が心地よい。 さて、本著で書かれている、朱・赤・藍・黒・白・黄・紫については、どれをとっても興味深い。 日本人のものづくりの精神が太古の昔から連綿と続いているのを実感する。 しかし、それと同時に 「文明の利を教授している現代の私たちは、古い時代を偲ぶとき、物資も充足せず、どんなにか不便で原始的な生活をしていたことだろうと思いがちである。 ところが、正倉院の宝物や、おなじく飛鳥天平の遺宝を伝える法隆寺の伝世品を観ると、いかに人間は進歩していないかを思い知らされる。」 という著者の言葉も、ずっしりと心に刺さる。 そして、 「日本人がものづくりをしていく上で長く育んできた手順と、その工程で必要な素材は、今日のように便利というか合理的な面ばかりが強調されるなかでは、さまざまな矛盾をはらむこともたびたびである。」 という著者の言葉には、現代を生きる我々に一筋のヒントとなるのではないだろうか。 またひとつ、心のアンテナが研ぎ澄まされた。 これだから読書はやめられない。
Posted by