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文芸時評 現状と本当は恐いその歴史
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文芸時評 現状と本当は恐いその歴史

吉岡栄一【著】

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文芸時評 現状と本当は恐いその歴史

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 彩流社
発売年月日 2007/09/30
JAN 9784779112904

文芸時評

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2010/05/09

「時評」とは何か、それは出版される小説に対する「専門家」の一般読者へのガイドである、というのが時評する人間の「タテマエ」で「ホンネ」はその作業が誰でもできるというわけではないのでエリート意識の個人的自己満足と金稼ぎ。いわば、まだ「評論」の域に達していない、一歩手前の「作業」のこと...

「時評」とは何か、それは出版される小説に対する「専門家」の一般読者へのガイドである、というのが時評する人間の「タテマエ」で「ホンネ」はその作業が誰でもできるというわけではないのでエリート意識の個人的自己満足と金稼ぎ。いわば、まだ「評論」の域に達していない、一歩手前の「作業」のことである。  これらをなんとか集大成し、その中に「評論」的視点を加えかろうじて「文学史」的「歴史言説」に加わろうとしているのがこの本です。また、小説作品に対する、客観的評価は可能か?小説作品に、いったい何が、一般読者に対して「買って読むほど必要か?」を説明できるには、どんな作業が時評家に必要か、などが追求されていますが、結果はやはりどれも曖昧模糊としたものしか得られません。  しかし、なんとか明治以来近代小説の発生から、それに深く関わった、評論の歴史的流れを見ようとする態度は買わなければならない。

Posted by ブクログ

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