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銀の枝 岩波少年文庫580
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2007/10/16 |
JAN | 9784001145809 |
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- 児童書
銀の枝
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商品レビュー
3.8
15件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ローマン・ブリテン四部作の二作目。読めば読むほど、小学生の頃に読んでいた上橋菜穂子の守り人シリーズを想起させる。あとゲド戦記かなあ。異国の景色が思い浮かぶというのと、そこで生きている人に焦点が当たっている感じが。 (一作目を読んだ時に、槍の感じが私の大好きな闇の守り人~となりました笑) もっと多感な子供の時期に読んでいたらと思いつつ、懐かしく読み進める。 二作目は一作目から時代が下り、ローマが揺らぎだした時代。その綻びが見えだしている、その描写が上手い。それからキリスト教がこっそりと忍んでいたり、そういった変化が何気なく描かれていることがぐっとくる。 一作目で登場した「ワシ」が再登場して、そうして消えていくのが切なくも胸熱だった。今作ではエニシダが彼らを繋ぐモチーフになる。 人が出会い、別れ、時には死に別れ、歴史は紡がれていく。そこにあった物語は忘れ去られていく。今私が紡いでいる物語もそうして砂のなかに埋もれていくのだろう。その一方で、何気ない一人の人間の行動が糸を繋いで、歴史を大きく動かす力になるというのもまた同時に起こることで、人間の営みというものの不思議さを感じずにはいられない。 主人公格のフラビウスとジャスティンもですが、カロウシウスみたいな鉄板のリーダーには惹かれてしまうし、道化のクーレンも可愛くて好きでした。そして死んでいった者たち。。 ともしびをかかげて、に移ります。
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我々の皇帝に忠誠を誓う。 軍医のジャスティンといとこの百人隊長のフラビウスは、カロウシウス皇帝の側近アレクトスの裏切りを知ってしまう。2人はアレクトスの手からブリテンを取り戻すためにコンスタンティヌスの助けを求めようと南へ向かう。 ローマの手から離れたブリテンの皇帝だったカロウシウスを、偉大な人だと忠誠を誓う2人だが、裏切り者のアレクトスを排するために選んだのはローマの助力だった。ここら辺がなかなか複雑だが、どうやら次の話ではローマの力もかなり落ちているらしい。ローマ帝国においては辺境のブリテンにおいて、その土地の者は粗野だったり素朴な生活をしていたりして、外から来た者との描かれ方の違いが興味深い。 前作『第九軍団のワシ』からのつながりもあるし、同様に強い絆で結ばれた2人の物語でもあるので、前作が好きな人はこちらもぜひ読んでほしい。また、周りのキャラクターも魅力的。アニメ化しても面白いと思う。
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ローマン・ブリテン四部作の二作目の物語。 前作『第九軍団のワシ』の主人公アクイラの子孫であるフラビウスといとこジャスティンが主人公。前作に出てきた場所や旗印のワシによって物語が繋がっており、ある日2人がとある人物と海のオオカミが密会するシーンを目撃してしまうところから物語が動き...
ローマン・ブリテン四部作の二作目の物語。 前作『第九軍団のワシ』の主人公アクイラの子孫であるフラビウスといとこジャスティンが主人公。前作に出てきた場所や旗印のワシによって物語が繋がっており、ある日2人がとある人物と海のオオカミが密会するシーンを目撃してしまうところから物語が動き出す。 なかなかおもしろかった。
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