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銀の枝 岩波少年文庫580
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2007/10/16 |
| JAN | 9784001145809 |
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銀の枝
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銀の枝
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商品レビュー
3.8
17件のお客様レビュー
イギリス人の作者がローマ人の視点で綴るブリテン物語。帝国拡大と共に侵略してきてやがて帝国の崩壊と共に去っていったローマ人よりも、イギリス人の祖先にあたるサクソン人を野蛮人として描いていることがとても不思議だった。日本とイギリス、同じ島国でも単一民族が多い日本は人種や血の繋がりで「...
イギリス人の作者がローマ人の視点で綴るブリテン物語。帝国拡大と共に侵略してきてやがて帝国の崩壊と共に去っていったローマ人よりも、イギリス人の祖先にあたるサクソン人を野蛮人として描いていることがとても不思議だった。日本とイギリス、同じ島国でも単一民族が多い日本は人種や血の繋がりで「日本人」と認識する傾向が強いのに対して、様々な人種と混じり合ってきた歴史を持つイギリスにとっては国の基盤となる思想で「イギリス人」と捉えるんだろうか…文学研究科南川氏によるあとがきはとても興味深い。
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例えば こういう内容で所謂ラノベだったら、陳腐に感じるだろう 登場人物の声や風の音が聞こえてくる筆力はさすが
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ローマン・ブリテン四部作の二作目。読めば読むほど、小学生の頃に読んでいた上橋菜穂子の守り人シリーズを想起させる。あとゲド戦記かなあ。異国の景色が思い浮かぶというのと、そこで生きている人に焦点が当たっている感じが。 (一作目を読んだ時に、槍の感じが私の大好きな闇の守り人~となりました笑) もっと多感な子供の時期に読んでいたらと思いつつ、懐かしく読み進める。 二作目は一作目から時代が下り、ローマが揺らぎだした時代。その綻びが見えだしている、その描写が上手い。それからキリスト教がこっそりと忍んでいたり、そういった変化が何気なく描かれていることがぐっとくる。 一作目で登場した「ワシ」が再登場して、そうして消えていくのが切なくも胸熱だった。今作ではエニシダが彼らを繋ぐモチーフになる。 人が出会い、別れ、時には死に別れ、歴史は紡がれていく。そこにあった物語は忘れ去られていく。今私が紡いでいる物語もそうして砂のなかに埋もれていくのだろう。その一方で、何気ない一人の人間の行動が糸を繋いで、歴史を大きく動かす力になるというのもまた同時に起こることで、人間の営みというものの不思議さを感じずにはいられない。 主人公格のフラビウスとジャスティンもですが、カロウシウスみたいな鉄板のリーダーには惹かれてしまうし、道化のクーレンも可愛くて好きでした。そして死んでいった者たち。。 ともしびをかかげて、に移ります。
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