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ゆとり教育は本当に死んだのか? 公立校再生への道 角川SSC新書
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ゆとり教育は本当に死んだのか? 公立校再生への道 角川SSC新書

根本浩【著】

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ゆとり教育は本当に死んだのか? 公立校再生への道 角川SSC新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川SSコミュニケーションズ
発売年月日 2007/10/30
JAN 9784827550061

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商品レビュー

3.7

4件のお客様レビュー

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2017/01/09
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※このレビューにはネタバレを含みます

2007年刊行。ゆとり教育下における教員の実態、労働の実態、教育現場の実態を適示し、ゆとり教育の導入の影響、今後の展望について、教員からの生の声を反映させたリポート。著者自身教員経験がある。ゆとり教育が事前準備を相当要することは明らかであり、現状ですら激務であった教員(特に、生徒指導・クラブ指導が重視される中学校で顕著か)には受け入れ不可能であることが本書でもよくわかる。また、塾がしんどくて、学校がラクという現実も本書からよく伝わる。なお、教員給与に関する著者の意見は極めて合理的(実現困難だが)で要注目。

Posted by ブクログ

2012/10/14

 「現場」、生徒、保護者、地域、教育行政、教育産業……とさまざまな立場から「ゆとり教育」について眺め、その利点・欠点を網羅的に論じた一冊。その過程で、「ゆとり教育」の何が問題であり、またどうして「ゆとり教育」を悪とする世論が形成されたのかを明らかにしている。「ゆとり教育」について...

 「現場」、生徒、保護者、地域、教育行政、教育産業……とさまざまな立場から「ゆとり教育」について眺め、その利点・欠点を網羅的に論じた一冊。その過程で、「ゆとり教育」の何が問題であり、またどうして「ゆとり教育」を悪とする世論が形成されたのかを明らかにしている。「ゆとり教育」について広く浅く考えるために、価値のある一冊だ。  僕自身はたとえば「総合的学習の時間」などの理論も実践も意義あるものだと思っているし、面白そうだとも思う。なぜなら、それは自分の「好き」を最大限活かせるだろうからだ(実はこれ、『ハーバード白熱日本史教室』の北川智子さんの考えとも一致する)。勝手なイメージで物を申せば、「プチ大学教授」にでもなったような気分になれるんじゃないかと妄想している。  しかし、世の先生方は必ずしもそうは思えなかったらしい。あるいは、思ってはいけなかったらしい。それを先生方の怠慢と論じることも可能であろう。実際、本書に掲載されている現職教員の方々の意見には「それくらいやれよ」「甘えるんじゃないよ」と言いたくなるような意見も散見された。しかし、考えてみると先生方にもプライベートはあるのだ。本当に全てを教育に捧げるほどの「教育熱」を強制することはできない。……「金八先生」をはじめとする物語の中の教師は、全てを教育に捧げていた。おそらく、かつての教師とはそういう存在だったのであろう。時代は変わったのだ。「みんなの先生」が「みんな」の先生ではなくなったという宮台真司さんのことばのとおり。  そうして、そういった時代の変化が結果的に、「ゆとり教育」の崩壊を招くこととなった。おそらく、一昔前であれば「ゆとり教育」はうまくいったのではないか。  逆に考えると、「ゆとり教育」が当たり前となった未来、時代はまた転換する可能性がある。「ゆとり教育」で育った世代が教える側にまわり、「ゆとり教育」を疑うことなく教育できるようになれば、「ゆとり教育」を悪としない教育環境が揃うこととなる。そう考えると、すでに「ゆとり教育」を見なおしてしまった今の日本は、時代の転換を先送りしてしまったということになろう。 【目次】 はじめに 第1章 「ゆとり」に悲鳴をあげる教師たち 第2章 ゆとり教育の本当の目的 第3章 生徒、保護者にとっての「ゆとり」 第4章 「ゆとり」を開拓した教育成功者たち 第5章 これからの教育現場を変えるために あとがき

Posted by ブクログ

2008/01/05

2008年第1弾! 教育学専攻に向けてのレポートがてら読んでみた。 思っていたよりも内容は重く深く。 軽い気持ちで教師になってみたいなーと思っていた自分に待ったをかける一冊。 内容は「ゆとり教育」について。 最近話題の「ゆとり教育」だが、いったいそれは何なのか?その歴史は?...

2008年第1弾! 教育学専攻に向けてのレポートがてら読んでみた。 思っていたよりも内容は重く深く。 軽い気持ちで教師になってみたいなーと思っていた自分に待ったをかける一冊。 内容は「ゆとり教育」について。 最近話題の「ゆとり教育」だが、いったいそれは何なのか?その歴史は?それに対する考え方は? 現在の「ゆとり教育」を様々な観点(政府、教師、保護者、生徒)から分析し、「ゆとり教育」の一般的なイメージを払拭してくれる。 「ゆとり教育」について何もわかっていなかったのだと思わされます! 現在の学校教育についてすごくよくわかる本です。 政府が掲げた「ゆとり教育」の本質を理解しないまま、よくわからない総合学習などに振り回される教師や、カリキュラムの削減に嘆く保護者。 しかし、政府の提唱する「ゆとり教育」は実は素晴らしいもので、それは教育の画一化を防ぎ、教師、地域、保護者が一丸となって生徒を教育するものである。 真の「ゆとり教育」とは何なのか?その真意をどうやって伝えていけばいいのか? 最後に筆者が教育の未来について書いているが、その部分を読むだけでもこの本の価値はあると思った。 教師も保護者も生徒もいろいろ不満を言ってはいるが、その前にまずは「ゆとり教育」を自分自身で調べてみろよと。 教育に関わっている人、関心のある人はもちろんのこと、教育に関して全く興味がない人も、教育の未来を真剣に考えている筆者の熱い思いを是非この本を読んで知ってみたらいいんじゃないかな〜と思いました。

Posted by ブクログ

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