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勝海舟(上) 私に帰せず 幻冬舎文庫
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勝海舟(上) 私に帰せず 幻冬舎文庫

津本陽【著】

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勝海舟(上) 私に帰せず 幻冬舎文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2007/10/10
JAN 9784344410312

勝海舟(上)

¥220

商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2021/10/23

いやー、よく暗殺されなかったな。ドラマなどで描かれるまんまのキャラな感じですね。 確実にこの人いなかったら歴史変わってたんだろうな。偉人だと思う。

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2021/04/28

麟太郎は、斉昭が終始幕府を代表して外国と交渉すれば、今のような混乱には至らなかったと見る。 不遇であったため、心にもない暴説を主張し、付和雷同の攘夷派を誘い出し、道を誤った英雄であるという。「惜しいかな、正大高明、御誠実に乏し」 彼は剣術と禅によって心胆を練っているので、物事に...

麟太郎は、斉昭が終始幕府を代表して外国と交渉すれば、今のような混乱には至らなかったと見る。 不遇であったため、心にもない暴説を主張し、付和雷同の攘夷派を誘い出し、道を誤った英雄であるという。「惜しいかな、正大高明、御誠実に乏し」 彼は剣術と禅によって心胆を練っているので、物事に動じなかった。人は天運が尽きたときは死ぬ。尽きないときは、いかなる危険の渦中に身をおいていても死なないと信じている。

Posted by ブクログ

2011/12/06

---こののち天下の体勢は、門望(声望)と名分に帰せず、かならず正に帰すであろう。 私に帰せずして、公に帰するにきまっている。これはわずかな疑いもいれないことである。--- ---麟太郎は市井の無頼、侠客の名誉心をかきたててやれば、幕臣よりはるかに頼りがいのある、義侠の徒となる...

---こののち天下の体勢は、門望(声望)と名分に帰せず、かならず正に帰すであろう。 私に帰せずして、公に帰するにきまっている。これはわずかな疑いもいれないことである。--- ---麟太郎は市井の無頼、侠客の名誉心をかきたててやれば、幕臣よりはるかに頼りがいのある、義侠の徒となるのを知っていた。--- 無頼漢の扱いをよく知っていて、上手く利用する采配…すごい。人の動かし方を本当に心得ています。 ---おれは自分の胸をさして兵隊にむかい、いずれ今明日中には何とか決着すべし。決定しだいにて、あるいは足下らの銃先にかかって死ぬることもあろうから、よくよくこの胸を見覚えておかれよ、といいすてて、西郷に暇乞いをして帰った。--- 薩摩屋敷で江戸城攻め中止の話し合いに出掛けた勝さんが、屋敷に詰め掛けている官軍の兵隊に取った言動です。惚れる…っ フィクションで見かけたりしますが、これを本物の武器を持った兵隊の前で出来てしまうのが凄い…これが明鏡止水の境地なのか。 上下巻共に読みました。勝さんの細かい足跡や言動を知れたので良かったです。航海で死にそうになったり、何度も暗殺されかけたりしながらも激動の時代を生き抜いたのはやはり凄いと思います。幕臣達を無能だと思いながらも徳川家に最後まで尽くしたり、敵味方隔てなく相談に応じたりと、その人柄にも惹かれました。

Posted by ブクログ

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