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三月ひなのつき 福音館創作童話シリーズ
定価 ¥1,540
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
発売年月日 | 1963/12/01 |
JAN | 9784834000184 |
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三月ひなのつき
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商品レビュー
3.9
9件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
◆きっかけ 実家にあった『家庭画報2016年三月号』3.11絵本プロジェクトいわての記事で、美智子様が送られた最初の絵本の一つとして、この絵本の見開きページが写っていて、お内裏様、お雛様、三人官女と五人囃子が散りばめられた愛らしい絵に惹かれて。2017/4/4 ◆感想 私の娘のお雛様は、ばぁばが作ってくれたちりめんのお雛様。この本では、昔お母さんが持っていたお雛様の描写があって、それぞれのお雛様やお道具の名前を娘と覚えるのに良いなと思った。お雛様に対するよし子の温かい気持ちが伝わってきて、桃の節句にぴったりなお話。 お雛様を出すのは楽しみでもあり、少し大変と思う気持ちもあるけれど、本書を読むと、よし、丁寧に出して、菜の花か桃の枝を飾って、ひなあられや豆菓子を用意して、ごはんもひな祭りメニューを用意しよう!というやる気も出てくるなと思った。娘が成長するにつれて、きっと本人もひな祭りが楽しめるようになるだろうと思う。何より、娘の笑顔と晴姿を。健やかな成長を願う時間を。
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『改訂新版 私たちの選んだ子どもの本』で知り、三月中に読みたいと思い、図書館で借りた。 三月三日は、女の子の節句でもあるけれど、よし子のおとうさんの命日でもある。 よし子のおかあさんのお気に入りだったおひなさまは、空襲で焼けてしまった。 おひなさまの描写が楽しく、絵が美しい。 私のおひなさまは平安雛だけれど、寧楽雛もいいなぁ。 おかあさんの思いも、よし子の思いも、どちらもわかる年頃の私。 三年生のよし子が大人びているのが、少しかなしい。 ぎこちなくも、まるくまとまっている。 難しいおはなしだと思った。
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晴れやかな表紙のピンクに、ドキドキしながら読み始めました。 お母さんの葛藤や心の痛みが、悲しい位に伝わってきて、そんなお母さんを労わろうというよし子の気持ちが、悲しい位に伝わってきて、なんとも言えなかった。 大きな愛情で子どもを包み込み、子どものピンチには、適切な言葉をかけてあげ...
晴れやかな表紙のピンクに、ドキドキしながら読み始めました。 お母さんの葛藤や心の痛みが、悲しい位に伝わってきて、そんなお母さんを労わろうというよし子の気持ちが、悲しい位に伝わってきて、なんとも言えなかった。 大きな愛情で子どもを包み込み、子どものピンチには、適切な言葉をかけてあげるお母さんのお話は、もちろん素敵だけれど、お母さんだって、傷つき悩み、忙しい時にはイライラしてしまう、ただの小さな人間なのです。この本のお母さんは、普通のお母さん代表みたいで、がんばれ、がんばれと応援したくなってしまいました。ラストが良かったな。お母さんは、子どものおかげでお母さんでいられるんだなって、つくづく思う。 普段あまり使わない「がいとう」などの言葉に苦労していた娘さんでしたが、「〇〇って、何?」と、流れを壊さないように気を使うようにして質問しながら、真剣に物語と向き合っている姿が、なんとも愛おしかったです。
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