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りこうなおきさき ルーマニアのたのしいお話 岩波おはなしの本3
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2003/06/28 |
JAN | 9784001103038 |
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りこうなおきさき
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
4年教科書掲載本 あまり馴染みのないルーマニアの昔話13編が収められている。 りこうなおきさき カメのせなかはなぜまるい キツツキのくちばしはなぜ長い ウグイスはなぜ声がいい 一寸ぼうし みにくいカラスの子 カラスとカッコウ カッコウとヤツガシラ しあわせとふしあわせ セキレ...
4年教科書掲載本 あまり馴染みのないルーマニアの昔話13編が収められている。 りこうなおきさき カメのせなかはなぜまるい キツツキのくちばしはなぜ長い ウグイスはなぜ声がいい 一寸ぼうし みにくいカラスの子 カラスとカッコウ カッコウとヤツガシラ しあわせとふしあわせ セキレイはなぜしっぽをふる コウノトリはなぜしっぽがない ウズラとキツネと犬 花の騎士 どれもそれほど長くなく読みやすい。 表題の「りこうなおきさき」始め、知恵を働かせる話が特によかった。 鳥の話が比較的多いのは、「ルーマニアの鳥と動物の物語」から選んだものだからでしょう。 今なら差別用語とされる語彙も含まれていますが、原文を尊重したものと思われます。
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1番好きなお話は、「コウノトリは、なぜしっぽがない」。なんでかというと、頭に言われて、コウノトリががんばって命の水をとりに行ったのが、かっこよかったから。 絵がすごくきれいだった。服のもようがかわいい。(小3)
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※このレビューにはネタバレを含みます
ルーマニアに伝わる昔話集。 「りこうなおきさき」 むかしむかし、ひとりの王様が大臣に命令する。 「ひつじを二千びき、市へいって、売っておいで。ただし、売れたお金といっしょに、ヒツジももってかえるのだよ。」 大臣はすっかり困ってしまう。 大臣が家に帰って、あたまを抱えて考え込んでいると、大臣の娘は心配してたずねる。 そこで、大臣が王様からの無理難題を話すと、娘は「心配することはありません」といい、その解決策を事もなく考え出す。 すっかりそのことに感心した王様はその答えを考え出した娘に会いたいといい、さらになぞのような命令を出す。その度に娘は知恵を働かせていく。 まるで一休さんを彷彿とさせるように、とんちで応えていく娘に感心してしまった。 特に、娘が最後に言う、王様に向けてのセリフが最高にいい。(ぎゃふんと言わせないところがいい) 出来たらいつか語れるように、覚えたいなぁと思った。 ルーマニアでは鳥が親しまれているのだろう。 ほとんどのお話に鳥が出でくるのが、興味深かった。 「しあわせとふしあわせ」「ウグイスはなぜ声がいい」「花の騎士」が好き。 表紙の絵は、「花の騎士」だが、ルーマニアの美術書か何かを参考にしたのだろうか。 どの挿絵もそれぞれのお話の持ってる世界観にぴったりだと思った。
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