- 中古
- 書籍
- 児童書
さかなにはなぜしたがない くまの子ウーフの絵本2
定価 ¥1,100
1,045円 定価より55円(5%)おトク
獲得ポイント9P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 1979/11/01 |
JAN | 9784591012710 |
- 書籍
- 児童書
さかなにはなぜしたがない
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
さかなにはなぜしたがない
¥1,045
在庫なし
商品レビュー
2.8
4件のお客様レビュー
「くまの子ウーフの絵本シリーズ」2巻目にあたる本書(1979年)では、改めてウーフ独特の瑞々しい感性を実感させられました。 ウーフの場合、変に色眼鏡で見ない子どもならではの素直さがあるから、ミツバチや魚にとっての熊は敵という解釈でしかないのだが、自分とは異なる不思議な生態が...
「くまの子ウーフの絵本シリーズ」2巻目にあたる本書(1979年)では、改めてウーフ独特の瑞々しい感性を実感させられました。 ウーフの場合、変に色眼鏡で見ない子どもならではの素直さがあるから、ミツバチや魚にとっての熊は敵という解釈でしかないのだが、自分とは異なる不思議な生態が気になって接しているだけのウーフにしたら、そこで嫌な思いをすることに対して、「なんで?」と思いはするものの、あまり気にせず好奇心の方が勝ってしまう、そんなあれこれと考えるのが好きな姿には、子どものそれと重なるようで、読んでいて微笑ましい気持ちとなり、また井上洋介さんの絵が、彼のそんな素朴さを優しく表しているようにも思われた。 更に、今回の物語の素晴らしい点として、ウーフは木やミツバチ、魚など、自分の持っていないものに対して憧れを抱くけれども、ここで本書が教えてくれたのは、それぞれの体のつくりには、それぞれが生きていくための理由があるということであり、それは熊も同様で、その舌や腕は何のためにあるのか? ということを身を以て実感することで、ぼくはぼくで良かったとウーフ自身が納得できたことに加えて、それを教えてくれたのがおかあさんという展開には、改めて幼年童話がなぜ存在するのかを教えてくれたようでもあった、神沢利子さんの目の付け所の素晴らしさだと思う。 ただ、実際の魚には舌があることについて、本書の場合、熊のそれとは使い方が異なるという意味合いで、そういった表現にしたのかなと思いつつ、子どもに聞かれたときの答え方は、ちょっとややこしいかもしれない。図鑑を見せれば一目瞭然かとは思うけれども、『したがない』と書いてしまっているのは、当時の時代性もあるのだろうか。
Posted by
魚に舌はあるはずです。 この本だと舌はないという物語で、おはなしだからいいのかもしれませんが、少し納得できません。
Posted by
さかなになりたくて、テストを受けたウーフ。厳しいテストが課せられますが、不合格。がっかりしているウーフは、大笑いしているさかなの口のなかを見て、びっくりぎょうてん!!! ウーフの真剣な願い、でも実現不可能な願いを、頭ごなしにダメといわずに、魚の大変さを教えて、ウーフに納得させよ...
さかなになりたくて、テストを受けたウーフ。厳しいテストが課せられますが、不合格。がっかりしているウーフは、大笑いしているさかなの口のなかを見て、びっくりぎょうてん!!! ウーフの真剣な願い、でも実現不可能な願いを、頭ごなしにダメといわずに、魚の大変さを教えて、ウーフに納得させようとしたさかな。でも、肝心のウーフは、さかなの思惑とは全く別のところで納得してしまったあたり、リアルで笑えました。
Posted by