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この道は母へとつづく ランダムハウス講談社文庫
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この道は母へとつづく ランダムハウス講談社文庫

アンドレイロマーノフ【著】, 佐野晶【訳】

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この道は母へとつづく ランダムハウス講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ランダムハウス講談社
発売年月日 2007/10/01
JAN 9784270101285

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2014/01/25

社会主義崩壊後のロシア。資金難、職員不足の困窮にあえぎながらも、子供たちが結束して逞しくも日々を暮らす孤児院で、6歳のワーニャは幸運にも裕福なイタリア人夫婦の養子に選ばれる。しかしある日、半年前にノルウェー人夫婦のもとへ引き取られていったワーニャの友だち・ムーヒンのママが、彼を探...

社会主義崩壊後のロシア。資金難、職員不足の困窮にあえぎながらも、子供たちが結束して逞しくも日々を暮らす孤児院で、6歳のワーニャは幸運にも裕福なイタリア人夫婦の養子に選ばれる。しかしある日、半年前にノルウェー人夫婦のもとへ引き取られていったワーニャの友だち・ムーヒンのママが、彼を探して孤児院に現れた。 すでにムーヒンが新しい養父母を得て孤児院を去ったことを知った彼女は、絶望のあまり自殺して果てるが、その事件はワーニャに“自分を生んでくれた母親”の存在を思い出させる。 僕のママは、孤児院に僕を“捨てた”の? “預けた”の?  もしかしたらムーヒンのママみたいに、孤児院に僕を探しに来てくれるかもしれない。でも、もう養子の話は断れない、孤児院にもいられない。 努力の末に母親の消息の手掛かりを手に入れたワーニャは、孤児院を脱走し、列車に飛び乗る。 本当のママを探すために。 ソ連崩壊後間もないロシア。そこでは外国人夫婦への養子の斡旋は違法のようですが、満足に食べるどころか教育も受けられない孤児たちにとっては違法業者ですら貧しさから救ってくれるよすがとなる。 ワーニャは養子先に行くよりも、生みの親を探すことを選ぶけれど、その選択をめぐる年長の孤児たちの対応が本当にそれぞれ父性・母性にあふれていて素晴らしい。 愛してくれるかどうかわからない、子供と暮らすことを望んでいるかもわからない実の母親を探し出して万が一傷つくよりも、優しい裕福な家庭に望まれて養子に行って幸せに暮らすように、自分のかつてのつらい経験をもとにワーニャを厳しく諭す少年たち。 どんな結果が待っていても、きっと母親を探し出そうと努力するワーニャを守り、助け、送り出す少女たち。 良い父親、良い母親に恵まれず、愛情を注がれた記憶すらない少年少女たちが、自身が未成熟だからこそなのか、怠惰とも堕落とも無縁の、理想の年少者たちの立派な保護者になっていた。 実話がもとになった物語とのことだが、ワーニャだけでなく、この年長の孤児たちにも、幸せな結末があることを願う。

Posted by ブクログ

2008/06/17

ワーニャが可愛い。人との触れあいなど、ほのぼのとしてて暖かくなる話だった。ただもうちょっと長くてもよかったなぁ あらすじ: 孤児院で暮らす6歳のワーニャ。運良く養子の話がまとまりそうになったとき、かつて養子に引き取られた友達の実の母親が現れる。もし自分の母も自分を捜しに孤児院に来...

ワーニャが可愛い。人との触れあいなど、ほのぼのとしてて暖かくなる話だった。ただもうちょっと長くてもよかったなぁ あらすじ: 孤児院で暮らす6歳のワーニャ。運良く養子の話がまとまりそうになったとき、かつて養子に引き取られた友達の実の母親が現れる。もし自分の母も自分を捜しに孤児院に来た時、その時はもう「手遅れ」になるんじゃないか。そう思ったワーニャは必死に文字を覚え、母親を捜しに孤児院を抜け出し列車に飛び乗る。実話から生まれた映画の本。

Posted by ブクログ

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