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最後の願い 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2007/10/10 |
JAN | 9784334743208 |
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最後の願い
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最後の願い
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商品レビュー
3.7
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最後の願い いわゆる北村薫が開拓(?)した日常のミステリーの範疇の連作短編集です。 主人公は劇団Φを主催しようと思っている度会くん。脚本家、劇団管理者、舞台美術 そして役者を集めるためにこれぞと思う人に接触して、その人に起こった日常の謎を解決してあげることによって、メンバーを集...
最後の願い いわゆる北村薫が開拓(?)した日常のミステリーの範疇の連作短編集です。 主人公は劇団Φを主催しようと思っている度会くん。脚本家、劇団管理者、舞台美術 そして役者を集めるためにこれぞと思う人に接触して、その人に起こった日常の謎を解決してあげることによって、メンバーを集めるという趣向です。でも、初対面の人の話なんかまじめに聞くか???ということは置いておいて、心理的な謎解きが中心です。 ミステリー作家は、まずトリックありきで、そのトリックを成り立たせるためにプロットや登場人物を設計するようですが、それが透かして見えてしまう作家とあまり感じさせない作家がいます。まあ、その作家の力量と言ってしまえばそれまでなんですが、どうしてもわざとらしい配役が光原さんの場合はしてしまうのが残念です。 登場人物が勝手に動き出すくらいまで登場人物を熟成させ(?)た方が良いような気がします。 と文句ばかり書きましたが、日常の謎は好きなので、これからも頑張って欲しい作家さんではあります。 でも、今時いくら貧乏な演劇関係者でも、電車賃に困ることは無い気がするんですが。。。。 竹蔵
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短編連作 探偵役は劇団を作ろうとしている男の人で、その人がいろんな人の謎を解いていきながらメンバーを集める話 まあまあ面白いんだけど、探偵役の人の性格があんまりパッとしない感じ
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十年以上前の作品を今頃読んで言うのもなんだけど、これはおもしろい。探偵役が劇団を作ろうとしている役者で、その造型がユニークでとてもいい。好きな作者なのに、なんで今まで読まなかったんだろう。 あとがきでちょっと触れられているとおり、「飯村さん」のことだけは引っかかるが(どこで出て...
十年以上前の作品を今頃読んで言うのもなんだけど、これはおもしろい。探偵役が劇団を作ろうとしている役者で、その造型がユニークでとてもいい。好きな作者なのに、なんで今まで読まなかったんだろう。 あとがきでちょっと触れられているとおり、「飯村さん」のことだけは引っかかるが(どこで出てきたのかなあと何回も前を見てしまった)、それを除けば構成も秀逸で、とても楽しく読めた。続篇はないのだろうか。
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