わたしにふさわしい場所 ニューヨークセレブ事情(上)

キャリー・カラショフ(著者), J.カーグマン著(著者)

• 販売会社／発売会社: 扶桑社
• 発売年月日: 2007/09/01
• JAN: 9784594054847

商品レビュー

2024/05/05

※自分にはだいぶ合わなかったのでボロカスに言ってます。

まず文章が好みじゃない。
それだけだったらまだ耐えられるんだけど、全員の行動がくだらない。おかしくて笑えるようなくだらなさではなくてつまらない、うんざりって意味のくだらなさ。なにこのキョロ充みたいな主人公。いや、べつにキョロ充なのはいいわ。慣れない世界に溶け込もうと四苦八苦するのはわかるし。けどそれで仲間はずれにされて悲しいし悔しい！私のこと認めてもらえるようにがんばる！って……ファイター（笑）とか言ってるけどただ性悪連中に取り入りたいだけじゃん。ってかメラニーが主人公でいいんだよね？なにせあちこちに視点が飛ぶもんだからこの人が主人公でいいのか？って一瞬悩んだわ笑

頭がいいわけでもユーモアがあっておもしろいわけでも行動力があるわけでもない。あ、旦那の金使ってよーわからん行動してるのを行動力っていうならべつだけど。
認められたい見栄張りたい、性悪なセレブ連中の仲間にいれてーってしてるだけのヒロイン。なんならウェンディとジョーンの底意地の悪さのほうが読んでて楽しめたので、彼女たち目線で見たメラニーがうざいのもわかる〜ってなってた。まぁこのふたりもマシってだけでつまんないことにはかわりないんだけど。

旦那が寡黙でゴージャスな美女に恋してる描写や愛人孕ませちゃってあたふたしてるおっさんのとことかもキッショとしか思えなくてまーじで読むのが苦痛だった。下巻はいいです。