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アンデルセン童話集 新版(2) 岩波少年文庫006
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アンデルセン童話集 新版(2) 岩波少年文庫006

アンデルセン【著】, 大畑末吉【訳】

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アンデルセン童話集 新版(2) 岩波少年文庫006

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2005/09/15
JAN 9784001140064

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商品レビュー

3.6

6件のお客様レビュー

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2025/02/08

アンデルセン童話の最高峰、「人魚姫」が収録。子どもの頃に絵本で読んだはずだが、年頃になるとディズニー映画の「リトルマーメイド」のストーリーが先行してしまっていたので、原作はバッドエンドであるということをすっかり忘れていた。 アンデルセン童話の特色とされる情緒性や、豊かな色彩描写を...

アンデルセン童話の最高峰、「人魚姫」が収録。子どもの頃に絵本で読んだはずだが、年頃になるとディズニー映画の「リトルマーメイド」のストーリーが先行してしまっていたので、原作はバッドエンドであるということをすっかり忘れていた。 アンデルセン童話の特色とされる情緒性や、豊かな色彩描写を堪能できた。 全体を通して童話集1と比べると、心の清らかな主人公が多かった印象。"たましいの救い"を心の拠り所とする宗教的な価値観も強く見受けられた。 解説によると、童話集1は昔からある伝説や民話に基づいた民族童話が多かったそう。(グリム童話寄り)物語によって作風の違いを大きく感じたので、納得した。

Posted by ブクログ

2024/04/04

アンデルセンの生誕の日(4月2日)に好きな作品をいろいろ思い返していたのだけど、「ナイチンゲール」が本棚の福音館文庫2と3には入っておらず…そして、恩田陸のバレエ小説「Spring」の中で「ある母親の物語」をバレエ化するエピソードがあってそれも読みたいと思っていたら、この本に両方...

アンデルセンの生誕の日(4月2日)に好きな作品をいろいろ思い返していたのだけど、「ナイチンゲール」が本棚の福音館文庫2と3には入っておらず…そして、恩田陸のバレエ小説「Spring」の中で「ある母親の物語」をバレエ化するエピソードがあってそれも読みたいと思っていたら、この本に両方とも入っていたのでとりあえず買ってしまった。(ほんとは福音館文庫の1か4に入っていることを期待してたのだけど、あいにくそちらは店頭在庫がなかった)

Posted by ブクログ

2020/01/19

『アンデルセン童話集 1』は『おやゆび姫』や『みにくいあひるの子』など、いかにも子供向けの童話!という感じの話でしたが、『童話集 2』は『人魚姫』、『マッチ売りの少女』など、アンデルセンの中でも暗い話満載で本領発揮という感じです。  靴を汚したくなくて白いパンを踏んだため、泥...

『アンデルセン童話集 1』は『おやゆび姫』や『みにくいあひるの子』など、いかにも子供向けの童話!という感じの話でしたが、『童話集 2』は『人魚姫』、『マッチ売りの少女』など、アンデルセンの中でも暗い話満載で本領発揮という感じです。  靴を汚したくなくて白いパンを踏んだため、泥の中に沈んでしまった『パンをふんだ娘』とか、病気の男の子のために咲いた花(『天使』)とか、解説のいうところの「深い宗教的な諦念」が感じられます。  『人魚姫』は子供の頃は、助けてくれた人魚姫から王子を奪うなんて、隣の国の王女はひどい!と思っていたんですが、今読むと徹頭徹尾、人魚姫の片思いですね。  「王子のへやの外のビロードのクッションで寝てよろしい、というおゆるしが出ました。」なんていう一文もあって、これってセクシャルなメイドみたいなものじゃないの?(倉橋由美子版では人魚姫は愛人として書かれてるとか。) 王子にとって人魚姫は結婚相手どころか、恋愛対象ですらなかったのでは。 人魚姫が王子を殺しに行くのが、新婚初夜のあとのふたりの天幕だというのもなんだか気持ち悪い。  さらに、人魚姫は海の泡になって終わり、ではなくて、泡から空気の精となり、300年のあいだ、よい行いをすると、「不死のたましい」を授かり、神さまの国へのぼっていけるというラストでした。妹は「なにその苦行」と言ってましたが、ほんとだよ。  一方で、『野の白鳥』でエリザがさまよう森の描写の美しさとか、子供向けの本ではわからなかったアンデルセンの魅力も感じられた巻でした。  以下、引用。  「小さい時、よくわたしの前かけをふみつけたけれど、大きくなったら、わたしの心をふみつけはしないかと、それがしんぱいだよ。」  世の中のすべてのものは、紙の上に描きうつすことができるものだということを、青銅のイノシシにおそわっていたからです。しかも、フィレンツェの町は、そのページをくる人にとっては、一さつのりっぱな絵本なのです。  こうして、大きい天使も小さい天使も、みんな声をそろえてうたいました。祝福を受けたあのよい子も、引っ越し日のがらくたものやくずの中にまじって、せまい暗い通りに投げすてられた、ひからびた、みすぼらしい野の花も、みんないっしょに。  王子は姫に、いつまでも、ここにいるようにといいました。そして、王子のへやの外のビロードのクッションで寝てよろしい、というおゆるしが出ました。  小鳥のことを、だれよりも深く思いやって、どうかしてなぐさめてあげたいと思っていたヒナギクのことは、だれひとり思いだす人はありませんでした。  「だが、わしの読んだ本というのは、日本のえらい天子さまよりおくられてきたものじゃ。うそいつわりであるはずはない。」  それというのも皇帝が、心臓のあるほうのがわを、いちばん上だと思っていらしったからです。そうです。心臓は皇帝の場合でも、左がわにあるんです。  まわりの草のなかやコケの上には、なん百というホタルが、みどりいろの火のように光っていました。手でそっと一本の枝にさわりますと、まるで流れ星のように、ふってきました。 

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