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時間と空間の冒険 世界のSF短編集 SF名作コレクション10
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時間と空間の冒険 世界のSF短編集 SF名作コレクション10

福島正実【編】, ヤマグチアキラ【画】

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時間と空間の冒険 世界のSF短編集 SF名作コレクション10

定価 ¥1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩崎書店
発売年月日 2005/10/01
JAN 9784265046607

時間と空間の冒険

¥770

商品レビュー

4

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2024/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

海外SF短編なのだが、内容も執筆陣も妙に豪華。(クラーク、ベスター、ハインライン、ラインスター等) 冒頭に名作「フェッセンデンの宇宙(ハミルトン)」があるのだが、分かりやすくするためか「人工宇宙の恐怖」に改題されていたのが残念。 クソガキ時代は表紙の「いかにも」なロボットの絵に釣られて「AL76号の発明」だけ読んだ記憶があるが、これはアシモフの「われはロボット」の中の一編である。  一応他の作品も中学時代には読んでいるのだが、新装版では消された作品が三本あったので原本を取り寄せて読み直した。 まず「宇宙少女アン」だが、これは高度な文明を持つ異星人の両親が地球上で死に、孤児として育てられた少女の話。 生まれつき高い知性を持ち芸術的才能も持つスーパー美少女として育つも17歳ぐらいで故郷の星からお迎えが来る…という「かぐや姫」みたいな話だ。  次に「大英博物館の盗賊」。これは小松左京の「明日泥棒」にも似ていたのだが最終的に「君ならどうする?」という選択肢を突き付けられる。  最後が本命だった「武器無き世界」。 一人の超能力者が世界中の兵器という兵器を遠隔念力で破壊していくという夢のような話で、当時マガジンかサンデーで連載されていた「さくら組エスパーズ」が似たような感じだった。 当時のクソガキは1999年になれば第三次世界大戦が起きて人類が滅びると(マジで)信じていたから現実にもこのような超能力者が現れることを期待したが、それと同時に大人と軍人がいかに愚かであるかも思い知らされた。 第二次大戦で従軍して戦争に飽き飽きしていた科学者は自分の超能力を平和目的に使いたいと願うのだが、政治家や軍人は敵国を倒す事しか考えていない。 勿論それは彼等大人の都合としては正当なのだが、そーいう考えだから米国ではいつまで経っても銃乱射事件が無くならないんじゃないのか。 つい最近もトランプ元大統領が狙撃されたしさ。

Posted by ブクログ

2019/06/28

SF。短編集。アンソロジー。 アシモフ、ハインライン、ベスターなど、なかなか豪華な人選。 作品は子供向けのシンプルなアイディアストーリー。 コアなSFファンには物足りないとは思うが、気楽に読む分には十分楽しめる。 アシモフ「AL76号の発明」は、星新一作品のような味わいのロボット...

SF。短編集。アンソロジー。 アシモフ、ハインライン、ベスターなど、なかなか豪華な人選。 作品は子供向けのシンプルなアイディアストーリー。 コアなSFファンには物足りないとは思うが、気楽に読む分には十分楽しめる。 アシモフ「AL76号の発明」は、星新一作品のような味わいのロボットSF。意外とコミカルで面白い。 個人的ベストが、チャド・オリバー「この宇宙のどこかで」。著者は人類学者らしく、人類の歴史を壮大にいじった作品。爽やかな結末が良い。ホーガン『星を継ぐもの』を思い出しました。

Posted by ブクログ

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