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宇宙のサバイバル戦争 SF名作コレクション6
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩崎書店 |
発売年月日 | 2005/10/01 |
JAN | 9784265046560 |
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宇宙のサバイバル戦争
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
外惑星系から飛来した野蛮で血気盛んなゲルン族は地球人8000人を載せた移民宇宙船を襲撃。 資源を掘り尽くした地球に最早異星人を撃退する力は無く、最後の希望だったこの移民船も乗員の半分は労働力として拉致され残り半分は劣悪な環境の惑星「ラグナロク」に棄てられた。 …という近年稀に見るような絶望のドン底から始まり、まぁここから何人も死んでいくんだろうなという展開は容易に想像がつく。なんせ「冷たい方程式」の作者トム・ゴドウィンだけに容赦ない。 なんとなく、これはゲルマン民族に追われた古代ローマやケルト人達の苦難を宇宙に置き換えているのではないだろうか。 過酷な環境で成長した人類が力に目覚めて反撃するという展開は「砂の惑星」にも共通するが、本作はとにかくキャラクターがポンポン死ぬ。 序盤の主人公と思われたアイリーンがいきなり死に、彼女の息子ビルが主人公になるまでの繋ぎと思われたプレンティスも呆気なく死ぬ。 満を持して登場したと思われたビルも比較的早く退場し、物語中では200年も経過してようやくゲルン人に対する復讐戦が始まる。 200年と言えばゲルマン民族も国家を樹立し→分裂→自滅するに十分な時間だと思うのだが、よくゲルン達は自滅してなかったものだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
SFは殆ど読んだことがなかったのだけれども、たまたま読んだ本で紹介されていたので読んでみた。 苛烈な環境に置いていかれた人たちが、何世代にもわたって生き延び、ついには復讐を果たすーといえば、何じゃそれ、となる人もいるでしょう。合う合わないはあるだろう(お話だし)けど、次から次へと主要人物だと思っていた人たちがあっさり退場していくなかで、それでも生き延びていく姿には惹きつけられた。今時のラノベも好きだけど、昔のこういう骨太な作品もいいよな、と思う。
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壮大な復讐譚、というべきだろうか。宇宙の侵略者に対する、数世代にわたって地球人が過酷な世界を生き抜き、やがて勝ちに行くまでを描く。宇宙からの侵略者、ってところで自分の年齢を考えるとこっぱずかしいくらいなんだけどさ。これが、すごい引き込まれたんだよなぁ。なんだろう。奇想天外な話とか...
壮大な復讐譚、というべきだろうか。宇宙の侵略者に対する、数世代にわたって地球人が過酷な世界を生き抜き、やがて勝ちに行くまでを描く。宇宙からの侵略者、ってところで自分の年齢を考えるとこっぱずかしいくらいなんだけどさ。これが、すごい引き込まれたんだよなぁ。なんだろう。奇想天外な話とか、くだらない子供向けの話とは読めなかったなだよなぁ。むしろ、俺が小学生くらいの頃に読んでいたら、「何これ?」となっていたかもしれない。それくらい、生き残った地球人たちは、勝ち目のない相手に対して、過酷な世界で犠牲を払い続ける。なんか、自分をとりまく現実の問題なんて、些細な事と思えるくらいに。 主人公と思って読み始めたグループの指導者たちは、次々と死ぬ。自分さえも、捨て石にして、次に希望をつなぐ。うーん。寓話的、と感じたのだろうか。読んでいて、それに対する憤りとか、かえってしらじらしくね?とかしらけることはなく、素直に彼らの、次につなごうとする責任感を受け入れられた。なんか、大人だからこそ、いろいろ考えさせられた気がする。本書は先日読んだ「君の知らない方程式」て紹介されて、読み気になった。この本を大切にする彼女は、過酷ないじめにあうなかで、本書を救いとして読んでいたという。 俺自身が今、いじめられているわけじゃないんだけど、そういう境遇にある子が、本書を読んで元気になるというのも、わかるような気はする。
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