どうぶつのおやこ 福音館の幼児絵本

藪内正幸【著】

• 販売会社／発売会社: 福音館書店
• 発売年月日: 1986/08/01
• JAN: 9784834000740

商品レビュー

2024/08/02

　いろんな動物の親子のとてもリアルな絵が描いてある、画集のような絵本です。
　文字は全く書いていなく、白地の背景に、猫、うさぎ、犬、猿、熊、カバ、キリン、ライオン、象の親子たちの今にも動き出しそうな姿が描いてあります。
　ふわふわした毛並みや、ざらざらした皮膚などの感触が絵を見ているだけで伝わってきます。
　子どもの背丈ほどの長い首のキリンを描いたページの迫力がすごかったです。

2024/07/05

動物の親子のリアルな絵が次々に登場する。
文のない図鑑のような絵本。

【ママ評価】★★★
作者が「絵」ではなく「画」と表記されている。
「絵」も「画」も意味は同じみたいだけど、「画」と書かれているのが納得できるようなリアルな絵。
文がない絵本なので、より一層「画」な感じがする。
有名どころの動物しか登場しないので文が不要なのもわかる。
絵だけで十分に何の動物かわかるし、親子の会話が弾みそう。

【息子評価】★★★
リアルな動物の絵が描かれている絵本は気に入ることが多かった息子。
こちらの絵本は意外にも気に入ってはいないようで。
一度読んだっきり。
もしかしたら、息子の年齢が少し上になったのかも。
もう少し幼い頃に読んだ方が反応が良かったのかもしれない。
2歳9ヶ月

2023/09/01

昨夜、改めて読んだ「どうぶつのおやこ」
読んだと言っても、中のページにはお話はないのですが…。
ページをめくると、
リアルタッチの動物の親子が次々あらわれる。
それらを見る子どもの真剣な眼差しや、
指をさして、わんわん！ぞうさん！とかの
子どもの声が、想像されます。
以前は、あまり魅力を感じなかった絵本でしたが、改めて、これこそ本の入り口！読書の入り口！
と感じました。だから、こうして長く絵本として生きているのだなあと^ ^思います。
そう考えられると、何十年も読み継がれる本と、
そうではない本とは、なにが違うのだろうと、不思議に思えてきました。長く読み継がれることだけがよいわけではないけれど、
やっぱり、大人から子どもへ読み聞かせたり、
子どもの本に向かう眼差しや反応を感じとったりして、語り継いでいくことが大切なのかなあと感じました！^ ^！