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ランプと胡弓ひき 新美南吉童話選集
定価 ¥1,388
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 大日本図書 |
発売年月日 | 1980/02/01 |
JAN | 9784477171173 |
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ランプと胡弓ひき
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ランプと胡弓ひき
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「おじいさんのランプ」は言わずと知れた名作だけど、「最後の胡弓ひき」もよかった。これは大人向き。 胡弓弾きといっても、農閑期に農夫が門づけにやるもの。角兵衛獅子とか猿回しとか、昔はこういう片手間の芸人がいた。 少年時代から胡弓弾きで門づけをし、中年になるにつれ、そういう芸能が(ラ...
「おじいさんのランプ」は言わずと知れた名作だけど、「最後の胡弓ひき」もよかった。これは大人向き。 胡弓弾きといっても、農閑期に農夫が門づけにやるもの。角兵衛獅子とか猿回しとか、昔はこういう片手間の芸人がいた。 少年時代から胡弓弾きで門づけをし、中年になるにつれ、そういう芸能が(ラジオの普及によって)廃れていく。胡弓弾きの木之助と味噌屋の主人との交流も歳月に引き裂かれる。 ランプを壊すシーンは切ないが、そのあと巳之助が商売替えをして逞しく生きていったことを考えれば救われる。 しかし「胡弓ひき」のラストはただただ身を切るように切なく、苦しい。 なんだかマラマッドの短編みたい。 でも、私は好きだな。
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