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パパとママがりこんしたとき だれもおしえなかったえほんシリーズ
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パパとママがりこんしたとき だれもおしえなかったえほんシリーズ

モニカギーダール【著】

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パパとママがりこんしたとき だれもおしえなかったえほんシリーズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 アーニ出版
発売年月日 1983/06/01
JAN 9784870010130

パパとママがりこんしたとき

¥990

商品レビュー

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2009/10/26

娘が学校で借りてきた本。 スウェーデンのテレビ番組から生まれた絵本らしいが、 「さすがはスウェーデン! 日本では絶対にこういう本は描かれないだろう」と思った。 女の子の両親が離婚し、その子と兄は母親と暮らし 父親とはときどき会い続けるのだが、 そのうちそれぞれの親に新しいパー...

娘が学校で借りてきた本。 スウェーデンのテレビ番組から生まれた絵本らしいが、 「さすがはスウェーデン! 日本では絶対にこういう本は描かれないだろう」と思った。 女の子の両親が離婚し、その子と兄は母親と暮らし 父親とはときどき会い続けるのだが、 そのうちそれぞれの親に新しいパートナーができ、 最後は「わたしにはふたりのパパとママ、 兄さんと、新しい妹のランディ(父親の再婚相手の連れ子)」もいるし、 なかよしの人は全部でなんにんになるかなあ・・」 と考えるところで終わっている。 日本だと、離婚はよくないものとか、 子どもがかわいそうとか、 そういうマイナスイメージがついてまわるが、 そういうものが一切なく、 その描き方にちょっと大げさかもしれないけれど、 カルチャーショックを受けた。 実際スウェーデンでは、 離婚も再婚もごく当たり前なのだろうし、 そういう環境に、子どもたちも順応しているのかもしれない。 もちろん、現実の子どもの心はこの絵本のように 環境の変化をすんなりと受け入れられるものではないだろうが、 こういう絵本が描かれる土壌があれば、 子どもの心の動きもまた、違ってくるのではないかと感じた。 離婚した事実よりも、 「離婚した家の子どもはかわいそう」というような周囲の見方が、 実は一番子どもを傷つけるのではないかと、 本書を読んで思った。 日本でも両親が離別するというのは、 特別な事ではなくなってきている。 そういう現実がある中で、 こういう絵本の存在はとても貴重だと思う。 この話を読んでどう思ったか、 娘の感想も聞いてみたい気がする。 2007年11月

Posted by ブクログ