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センセイの鞄 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2007/09/28 |
| JAN | 9784101292359 |

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センセイの鞄
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センセイの鞄
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商品レビュー
4.1
184件のお客様レビュー
淡々と過ぎゆく毎日に すぐに流れて行く歳月に 私はツキコだった 人の人生とはそういうものだ と思った すべてが愛おしいのである
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本作品のスピンオフ作品である「パレード」の方を偶々本棚で見かけて、面白そうだから読んでみようとしたが、「センセイの鞄」を先に読んでおかないと楽しみ半減らしい、と、気が付いて、まずこちらを読んだ。 37歳独身の大町月子が、30歳以上年上と思われる70歳前後の老先生松本春綱翁と高校...
本作品のスピンオフ作品である「パレード」の方を偶々本棚で見かけて、面白そうだから読んでみようとしたが、「センセイの鞄」を先に読んでおかないと楽しみ半減らしい、と、気が付いて、まずこちらを読んだ。 37歳独身の大町月子が、30歳以上年上と思われる70歳前後の老先生松本春綱翁と高校卒業以来20年振りくらいに飲み屋で再会して、いつの間にか呑み友達となり、いつの間にか恋愛関係になる、という想定外のお話しだった。 月子視点の一人称小説。淡々と静かに話は進む。 文章は短く簡潔。描写は美しい。月子の気持ちの揺らぎもイメージ出来る。でも、親子程も歳が離れていると、流石にどちらにも感情移入しようがなく、「うーん」という感じだった。 巻末解説には、中高年男子に夢を与える作品としてとても人気がある、と書いてあったが、色ボケ老人と思われそうで、自分が当事者だったら怖いくらいだ。 谷崎潤一郎賞受賞作品。 こういう作品が選ばれるのか、と過去の受賞作が気になったので、見てみたら、読んだことがあるのは、第21回1985年村上春樹「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」だけだった。 設定が別の作品も読んでみたい。(でもその前に、きっかけとなった「パレード」も読むつもりだ。)
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⬛︎美しい文章と、拭えない違和感。 AIに好きな小説を挙げて「好みに合いそうな作家」をおすすめしてもらった際に紹介されたのが、本著でした。 アラフォー独身女性の主人公が、学生時代の国語教師だった「センセイ」と再会するところから始まる物語。 季節の移ろいの描写や、先生との何気な...
⬛︎美しい文章と、拭えない違和感。 AIに好きな小説を挙げて「好みに合いそうな作家」をおすすめしてもらった際に紹介されたのが、本著でした。 アラフォー独身女性の主人公が、学生時代の国語教師だった「センセイ」と再会するところから始まる物語。 季節の移ろいの描写や、先生との何気ないやり取りの空気感、居酒屋での食べ物の描写など、とにかく文章がとても好みでした。 香りや温度まで伝わってくるようで惹き込まれます。 あらすじをよく読まずに手に取ったので、最初は「フラフラとどこか幼くて頼りない主人公がかつての恩師と再会し、人生の友のような存在として共に歩み、成長していく話」なのだと思っていました。 ただ、後半になるにつれて恋愛要素がかなり強くなっていき、そこは正直しんどく感じてしまった。 もちろん恋愛小説として人気がある作品なのだと思うのですが、個人的には「そんなに自然に、若い女性が老人に恋愛感情を抱くだろうか?」という違和感が拭えず、感情移入しきれませんでした。 途中で登場する“間男”的な男性の存在も、私には少し作為的に感じられてしまった。 巻末の解説で、「中年男性の癒やしになった作品」と書かれていて、「なるほどなあ」と妙に納得。 著者は女性ですが、年上男性側にとってかなり都合の良い理想像として描かれている部分があるのかもしれません。 だからこそ、主人公女性側に近い立場の自分は距離を感じたのかなと思いました。 ただ、それでも文章や空気感は本当に好きでした。 文体そのものに惹かれた作家さんなので、別の作品ではまた違う形で心に響くものに出会えたらいいなと思います。
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