マリア様がみてる 薔薇の花かんむり コバルト文庫

今野緒雪【著】

• 販売会社／発売会社: 集英社/集英社
• 発売年月日: 2007/10/01
• JAN: 9784086010757

商品レビュー

2021/06/14

「マリみて」第29巻。

27巻からおあずけとなっていた祐巳と瞳子の"姉妹"のお話は、ここでようやく決着。晴れて"姉妹"となりましたとさ・・・と、本巻での描写もそんな程度。お話の実としては27巻で済んでいるということらしく、ロザリオ授受のシーンも次の話題（祥子の不審(?)な行動）と被せて描かれているので、なんとも感慨深いものがない。ロザリオの授受を見届けた次の瞬間「私用事あるから」と、去ってしまう祥子の行動。キャラとして不自然な行動を取っているとは思わないが、なぜこのシーンでその行動を取らせたのか。雰囲気を大事にして欲しかったなぁ。

その後は「三年生を送る会」の準備やら本番やらが描かれているが、特にコメントしたいポイントもなく・・・もう最終巻までは消化試合になりそうだなぁ。ここから更に面白くなる展開になるのを想像するのは、少々難しい。

2019/10/29

やっと姉妹になれたー！！
小学校のときに読んだときはどうしてもこの二人がスールになるのが納得いかなくて、今までの経緯とか。
でも10年経って読んでみるとなんだかそうなる運命だったのかも、と思えるようになりました。

2014/05/07

半日デートで、瞳子と姉妹になることや決めた祐巳。翌日の月曜日、祐巳はいつもより早く学校へ向かった。今日こそ瞳子にロザリオを渡すと、決心していた－。マリア像の前で、祐巳は瞳子と出会う。瞳子は祐巳よりも早く来ていたのだった！ふたりは昼休み、マリア像の前で会う約束をする。そのあと祥子の教室にむかった祐巳は信じられないものを見て・・・！？