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藤森照信建築
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | TOTO出版 |
発売年月日 | 2007/09/20 |
JAN | 9784887062832 |
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藤森照信建築
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人類が建築を作った最初の一歩は、世界どこでも共通で、円形の家に住み、柱を立てて祈っていた。世界は一つだった。 二歩目の青銅器時代の四大文明で、世界はいくつかに別れて、幅を持つようになる。 三歩目の四大宗教時代で、その幅は最大となり、世界各地で多様な建築文化が花開いた。 しかし、四...
人類が建築を作った最初の一歩は、世界どこでも共通で、円形の家に住み、柱を立てて祈っていた。世界は一つだった。 二歩目の青銅器時代の四大文明で、世界はいくつかに別れて、幅を持つようになる。 三歩目の四大宗教時代で、その幅は最大となり、世界各地で多様な建築文化が花開いた。 しかし、四歩目の大航海時代に入ると、アフリカとアメリカの固有な建築文化は滅び、世界の多様性は減退に傾き、 五歩目の産業革命の時代に入ると、この傾向はさらに進み、アフリカ、アメリカに続いてアジアの殆どの国で固有性が衰退する。 そして六歩目の20世紀モダニズムによって、ヨーロッパも固有性を失い、世界はひとつになった。 建築史家としての、シンプルかつ鋭い洞察が、上記の文を読むだけでわかる。 そして、そんな氏が作る建築の、なんと懐かしく、なんと固有性の強いこと。 七歩目の世界が、コッチ側にいったら、いいな。と密かに思う。
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見ているだけで楽しい、藤森建築の大全集。おとぎ話のような不思議な世界が広がっている。藤森先生がどうして、このような世界観を築くに到ったか、巻頭の論文「人類の建築をめざして」を読めば、何となくわかる気がする。 この論文、藤森先生の専門である建築史から説き起こしていくのであるが、初め...
見ているだけで楽しい、藤森建築の大全集。おとぎ話のような不思議な世界が広がっている。藤森先生がどうして、このような世界観を築くに到ったか、巻頭の論文「人類の建築をめざして」を読めば、何となくわかる気がする。 この論文、藤森先生の専門である建築史から説き起こしていくのであるが、初めて読んだときは、建築家の名前や建築様式の名称についてゆけず、まったく意味がわからなかった。しかし、何度か繰り返し読むうちに、(おそらく)理解することができた。そのときは、自分の勉強が進んでいるのがわかって、すごく嬉しかった。
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