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マルクスの『資本論』 名著誕生1
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マルクスの『資本論』 名著誕生1

フランシスウィーン【著】, 中山元【訳】

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マルクスの『資本論』 名著誕生1

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2007/09/20
JAN 9784591099124

マルクスの『資本論』

¥220

商品レビュー

3.2

5件のお客様レビュー

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2018/04/11

[図書館] 読了:2018/4/11 一応読み終えたけれども、半分も理解しきれていない。解説で佐藤さんは「一般の読書人に理解可能な言葉でマルクスが『資本論』で伝えたかったメッセージを提示することに成功している」と書いているけれども、資本論についてあらかじめある程度内容とそれに対...

[図書館] 読了:2018/4/11 一応読み終えたけれども、半分も理解しきれていない。解説で佐藤さんは「一般の読書人に理解可能な言葉でマルクスが『資本論』で伝えたかったメッセージを提示することに成功している」と書いているけれども、資本論についてあらかじめある程度内容とそれに対する評価を知っていないと無理だと思った。 これを読んでいる最中に偶然「マルクス経済学なんて自分が大学にいた30年前の時点で落ち目だったのに、まだ大学で教えてる奴らがいやがる。とっとと追放しろ」という論旨の文章に行き当たった。「古いから」「ソ連が崩壊したのだから誤りであることは明白だから」価値がない、というのが定説なのだろうか。冷戦やソ連崩壊のとき年齢が1桁だったため、皮膚感覚としてまったく分からない。 そこらへんも含めてもっと色んな情報を得てからもう一度挑戦したい。

Posted by ブクログ

2017/11/03

難しすぎてよくわからない部分が多かった。難しいというか自分にとって意味を見出せないというか。著者が何を言いたいのか論旨が明確でない部分が多い。わかりやすい論文調の書き方に慣れた自分には些か骨の折れる読書だった。 反面、マルクスの嫌な部分やマルクス主義の頭の悪い部分への言及は、胸の...

難しすぎてよくわからない部分が多かった。難しいというか自分にとって意味を見出せないというか。著者が何を言いたいのか論旨が明確でない部分が多い。わかりやすい論文調の書き方に慣れた自分には些か骨の折れる読書だった。 反面、マルクスの嫌な部分やマルクス主義の頭の悪い部分への言及は、胸のすくものがあった。マルクスが仲間を悪し様に罵る姿は、現代リベラルの内ゲバ体質に通ずるものがある。正しさの純化に血道をあげるため、仲間内の正しくなさを許せなくなるのだ。また、共産主義革命がポシャったにもかかわらず未だこれを夢見ている狂信者に対する嘲りにも深く共感した。 ただしなんだかんだでやっぱり概ね意味がわからず。

Posted by ブクログ

2011/03/30

ランシスウィーン著、中山元訳「マルクスの資本論」poplor1(2007) *資本論は2つの魂があることに気がつく。第一は、資本主義という社会システムの内在的論理を全体としてとらえようとする観察者としての魂。第二は、資本主義社会の限界から革命が発生し、新たな共同体、マルクスが言...

ランシスウィーン著、中山元訳「マルクスの資本論」poplor1(2007) *資本論は2つの魂があることに気がつく。第一は、資本主義という社会システムの内在的論理を全体としてとらえようとする観察者としての魂。第二は、資本主義社会の限界から革命が発生し、新たな共同体、マルクスが言うところの共産主義社会に向けた転換が発生することを期待する革命家としての魂。 *これまで多くの人々は第二の立場から資本論を読んでいた。1971年のロシアのおける社会主義革命の成功が資本論の言説のただしさと受け止められたためだ。ロシア人はレーニン主義に過剰な意味を見いだした。帝国主義時代においてはレーニン主義が唯一の正当的マルクス主義で、もはやその他のマルクス主義は成立する場所をもたなかった。西欧では、ドイツ社会民主党、オーストリア社会党、などに結集した社会民主主義者は、当初、自らがマルクス主義を継承すると考えていたが、徐々にマルクス離れを起こしていく。その原因は資本論で展開された資本主義の内在的論理を理解しなかったためである。その点日本におけるマルクス主義は独自の発展をした。マルクスレーニン主義を唯一の正当的マルクス主義と信じる人々は日本共産党とその周辺に結集。しかし、それとは別のマルクス主義者もアカデミズムと論壇で大きな影響力を持った。 *マルクスは将来、資本家になることを志望する資本か見習いの視座で書かれているという見方がある。言い換えれば、マルクスは労働者の立場ではなく、資本家の立場で資本主義を見ている。だからこそ生産過程における労働力商品の重要性がわかる。労働力の対価である賃金は労働に対する対価ではない。労働力は賃金以上の価値を生み出すことができる。その差額分が余剰価値なのである。常識で考えても、企業は従業員に賃金を払ったあとに残りが全くないのであれば、企業として活動する意味がない。資本家はこの余剰価値の最大化を目指して行動をする。資本論が解き明かした最大の秘訣は労働力が商品化されて、経済のすべてが商品経済で行われるということである。労働力の商品化から資本主義が生まれる。言い換えれば、労働力の商品化以外のメカニズムで経済が運営されるようになれば資本主義システムは脱構築される。労働力は商品であり、その価値はすべての商品と同じように、それを生産し再生産するために必要な労働時間の量で決定される。 *マルクスは、資本主義のもとでは絶対的ではなく、相対的な賃金低下がおこるということである。 *マルクスは商品は、2つの特性があると主張している。使用価値と交換価値だ。

Posted by ブクログ

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