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日本語と日本語論 ちくま学芸文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2007/09/10 |
JAN | 9784480090904 |
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日本語と日本語論
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日本語と日本語論
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第1部 日本語と日本語論 外から見た日本語・内から見た日本語 談話としての日本語〔人〕論と日本語〔人〕論批判 「談話」としての日本語〔人〕論と日本語〔人〕論批判 言語類型論と言語の〈類型〉 方法論の問題 文法的範疇としての〈数〉 〈名詞〉から〈動詞〉へ 第2部 〈モ...
第1部 日本語と日本語論 外から見た日本語・内から見た日本語 談話としての日本語〔人〕論と日本語〔人〕論批判 「談話」としての日本語〔人〕論と日本語〔人〕論批判 言語類型論と言語の〈類型〉 方法論の問題 文法的範疇としての〈数〉 〈名詞〉から〈動詞〉へ 第2部 〈モノ〉と〈トコロ〉ーーその対立と反転 第3部 日本語の主観性と主語の省略
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日本語と外国語(英語などのヨーロッパ語)を比較することで、日本語の特質や言語の普遍性をあぶり出す。入門書としては歯ごたえがありすぎるけど、面白い一冊。 はじめは、「記号論への招待」や「文化記号論」のような入門書かと思って手にとったのだが、入門書としてはちょっと歯ごたえがありすぎ...
日本語と外国語(英語などのヨーロッパ語)を比較することで、日本語の特質や言語の普遍性をあぶり出す。入門書としては歯ごたえがありすぎるけど、面白い一冊。 はじめは、「記号論への招待」や「文化記号論」のような入門書かと思って手にとったのだが、入門書としてはちょっと歯ごたえがありすぎた。でも、最後まで読んで行けば部分的にでも面白い話題は絶対に見つかるはず。 例えば、英語学習を経た身としては可算名詞と不可算名詞の違いは一体何なのか?という話。受験英語だと闇雲に「これは可算、これは不可算」と暗記することもありがちだが、これは人間が認識対象をどのように認識するのかという認知の問題に関わる問題なのだということが鮮やかに説明されている。また、日本語文の一人称が<語る主体>と<語られる客体>を分化させず、両者が一体となったような叙述の仕方をするという議論も、英語と対象すると非常に面白い。 他にも、日本語の複数表現について考えてみたり、本来は物を表す表現が場所を表す表現に転化する現象を分析したりと、豊富な分例で言語の世界っの奥行きを見せてくれる。もう少し文法について勉強してからまた読んでみたい一冊。
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難解な内容。おそらく4割くらいしか理解できていない。それでも、難しい内容を繰り返し読むうちに、日本語話者が好む言い回し、というのがなんとなく見えてきて、日本語話者のもののとらえ方などがみえてくる。これを認知言語学というけれど、人が認知するもの、もののとらえ方が言語にある程度支配...
難解な内容。おそらく4割くらいしか理解できていない。それでも、難しい内容を繰り返し読むうちに、日本語話者が好む言い回し、というのがなんとなく見えてきて、日本語話者のもののとらえ方などがみえてくる。これを認知言語学というけれど、人が認知するもの、もののとらえ方が言語にある程度支配されているということが、ちょっと見えてくる。 かなり難しい文章ではありますが、読み応えは抜群。一節読み解くごとに賢くなった気がします。
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