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ライブ講義・質的研究とは何か SCQRMベーシック編 研究の着想からデータ収集、分析、モデル構築まで
定価 ¥2,420
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新曜社 |
発売年月日 | 2007/09/10 |
JAN | 9784788510715 |
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ライブ講義・質的研究とは何か SCQRMベーシック編
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商品レビュー
4.7
12件のお客様レビュー
質的研究手法を紹介。「ライブ講義」とあるように、本文は著者(教員)と学生の対話で成り立っているのが最大の特徴。初めの方の基礎的な概念説明では、この対話形式がすごくまどろっこしい。ここはごく普通の文章でよかったんじゃなかったんじゃないか。 一方、具体的なインタビュー→分析→理論構築...
質的研究手法を紹介。「ライブ講義」とあるように、本文は著者(教員)と学生の対話で成り立っているのが最大の特徴。初めの方の基礎的な概念説明では、この対話形式がすごくまどろっこしい。ここはごく普通の文章でよかったんじゃなかったんじゃないか。 一方、具体的なインタビュー→分析→理論構築というところになると、対話形式がすごく活きてくる。実際の研究で悩ましいと感じることが学生の愚痴を通じて語られ、それに対して著者が答えるという形になるので、研究の勘所や力加減みたいなソフトな部分が実感をもって理解できる。アドバンス編もあるようなので、機会を見つけて読んでみようか。
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質的研究法を学ぶ学生の皆さんには、まず読んでもらいたい図書です。質的研究法と言っても方法は様々ありますが、研究の着想から論文の書き方、学会発表対策までの一連の流れをここまで丁寧に書いている書籍は他にないと言っても過言ではありません。 普通、教科書や専門書というのはなんとなく敷...
質的研究法を学ぶ学生の皆さんには、まず読んでもらいたい図書です。質的研究法と言っても方法は様々ありますが、研究の着想から論文の書き方、学会発表対策までの一連の流れをここまで丁寧に書いている書籍は他にないと言っても過言ではありません。 普通、教科書や専門書というのはなんとなく敷居が高くて、『よし、読むぞ!』と気合を入れないとなかなか読み進めないし、難解な定義や言葉で頭が混乱したりするものです。しかしながら本書は、学生との対話形式で議論を進めており、平易に読み進めることができます。まずはこの本を読んで頭をほぐしてから、更に詳しく掘り下げたい場合は、他の専門書に進むことをお勧めします。 (2012ラーニング・アドバイザー/シス情 SATO) ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1302585&lang=ja&charset=utf8 (シリーズの別の巻「研究発表から論文執筆、評価、新次元の研究法まで」もあります:http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1329320&lang=ja&charset=utf8)
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「その本には上下が逆の円錐が二つ書いてあって、量的研究は「広く浅く」だけど、質的研究は「深く狭く」なんだ、少ないけど深いんだと書いてあった。たしかにそういうところはあるとは思うんだけど、それが質的研究のメリットだというのは、何か違うなって思う。それは結局「量」を規準に語っていて、...
「その本には上下が逆の円錐が二つ書いてあって、量的研究は「広く浅く」だけど、質的研究は「深く狭く」なんだ、少ないけど深いんだと書いてあった。たしかにそういうところはあるとは思うんだけど、それが質的研究のメリットだというのは、何か違うなって思う。それは結局「量」を規準に語っていて、体積でいうと同じだよって言っているわけでしょう」(46) 著者の言う、オリジナリティ(素材)の創出というところに質的研究の一つの意義が確かにあるなと思う。質的研究は最近やっている人が多いという話を聞くけれども、同時に研究というと、どうしても実証的研究のほうを思い浮かべる人も多いわけで、そういうのを敬遠している人に対しても「研究って魅力的だよね」と言えるだけのポテンシャルを持っているなと感じた。 なにはともあれ、質的研究をやりたくなる一冊。
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